「立ちっぱなし」「晒し者状態」から解放
人権侵害の「拷問」的不当労働行為をはね返す!
人権侵害の「拷問」的不当労働行為をはね返す!
北澤組合員は4月21日より「拷問」・人権侵害とも言えるほどの苛烈な仕打ちを受けていました。
これに対し4月28日、東部労組は同社東京工場前で緊急の抗議行動を実施しました(上写真)。
しかし小林社長は不当労働行為を止めることなく、東部労組は5月11日、北澤組合員に対する配転命令を撤回し、「拷問」的業務からただちに解放するよう求める抗議文を会社に送付しました。
また同文書ではあわせて、北澤さんの健康、ひいては生命を守るための緊急避難的行動として配転命令撤回までの間、北澤さんは「警備・誘導」が発生する状況以外はイスに座って待機すること、豪雨など屋外での業務が困難な場合については工場建屋内での待機を行うことを通知しました。
これをうけ5月12日、会社より
・北澤さんにイスを支給する
・気象条件によっては会社判断で帰社させるなどの対応を行う
・装備品に貼付された名札を取り外すことを認める
との回答がありました。
この会社回答に基づき、北澤さんは5月12日より名札を取り外し、イスに座っての待機を実施。雨となった5月13日には屋根のある場所での待機を実施しています。
これにより、北澤さんの身体的・精神的負担は一定緩和されることとなりました。
このかんの抗議行動、さらには北澤さんが不当労働行為に屈することなく敢然と闘い続けていることの大きな成果です。
ただ、小林社長は北澤さんに対する配転命令そのものを撤回してはいません。
「拷問」的状態は一定緩和されたとはいえ、北澤さんは今後も「警備・誘導係」なる「必要のない業務」を強いられ、いわば「追い出し部屋」に置かれているという状況は続きます。
その意味で、北澤さんを職場から放逐しようというフソー化成小林洋社長の意図はかわるものではなく、東部労組・北澤さんはこれに対する抗議の行動を今後も展開していきます。
フソー化成小林洋社長への抗議の声、不屈に闘う北澤組合員への激励・ご支援を引き続きお願いいたします!