【フソー化成との闘い】異例!都労委が2度目・結審後の「実効確保の措置」を発動
東京都労働委員会(都労委)の命令交付が間近となるなか、フソー化成・小林社長は「命令発出までの間」を悪用して北澤組合員を職場から追い出そうとさらなる不当労働行為に及んできました。
具体的には、
◇北澤組合員の机の至近に会社東京工場への業者等の来訪者・来客等の記帳場所を設ける
◇机の周囲を黄・黒のモールで囲む
◇机の隣・後ろ等を取り囲むように東京工場従業員の机・作業台を配置し、監視の圧力を加える
などにより北澤組合員の「さらし者」の度合いを強め、さらなる精神的苦痛を与えるという卑劣極まりない不当労働行為です。
組合はこのような露骨な不当労働行為につき7月19日、異例とも言える「結審後の実効確保措置申し立て」を都労委に行い、小林社長に対する勧告などを求めました。
都労委はこれをうけ8月8日、実効確保の措置を発動。小林社長宛に「要望書」【上画像】を発出しました。
小林社長に対する実効確保の措置の発動は昨年4月に続いて2度目となります。
同企業・同経営者に対し、都労委が複数回にわたって実効確保の措置を発動するのは異例中の異例とも言えます。
小林社長の度重なる不当労働行為、そして結審後の不当労働行為についても都労委として看過できない、との判断が働いたと言えるのではないでしょうか。
フソー化成・小林社長は不当労働行為をやめろ!
都労委の要望を受け入れ、ただちに紛争の解決をはかれ!