深刻な労使関係 過去最高の労働相談数
NPO法人労働相談センターの6月の労働相談は525件でした。今までで一番多かった今年3月の519件を超える過去最高件数となりました。
内訳は、電話相談が301件、メール相談が205件、来所相談が19件です。
相談内容では、解雇183件、賃金120件、いじめ・いやがらせ72件、労働時間56件、サービス残業55件、有給休暇42件、社会保険27件などです。解雇が賃金より多いという昨年末以来の傾向は続いています。
相談を受けるスタッフの感覚としては、希望退職、「うつ病切り」、退職強要・勧奨が増加、在職者はやはりサービス残業、長時間労働が多いです。また、組合加入、組合結成についての問い合わせが増えてきていると思います。