【東部労組エス・インターナショナル支部】
全労働者への賃金全額の支払いを実現!
全労働者への賃金全額の支払いを実現!
ご支援いただいたみなさんに御礼申し上げます
全国一般東京東部労組エス・インターナショナル支部は7月30日までに、菅井麻貴社長によって不払いになっていた賃金全額を社内処理に基づいてエス・インターナショナルと子会社のケヒコで働くすべての労働者への支払いを実現しました。
社長が賃金原資となる資金を銀行口座から勝手に引き下ろした事態を受け、同支部が同18日から北海道内の「業務スーパー」7店舗で突入していた無期限ストライキを解除し、同24日に急きょ営業再開【写真】したことで確保した売上金が新たな賃金原資になりました。
ご支援いただいた北海道と全国のみなさんに心より感謝を申し上げます!
すでに組合が北海道と会社所在地の横浜の各労働基準監督署に賃金不払いで申告していることについては、同25日の賃金支払日に不払いになったのは事実であるため是正指導を引き続き求める考えです。
また、社長側がエス・インターナショナルとケヒコの破産を裁判所に申し立てたという報道については、現在、組合として社長らとの団体交渉を申し入れているところであり、その場でくわしい説明を求めていきます。
ただ、業務スーパーの経営自体は売上も利益も上がっていながら、菅井社長の高額な役員報酬に加えて会社資産の私的流用や赤字事業への資金の垂れ流しなどの放漫経営によって破産申し立てという事態を引き起こした経営責任を組合は徹底的に追及していく決意です。
さらには業務スーパーの労働者による自主運営なども含めて労働者の雇用を保障する方策を求めていく方針です。
私腹を肥やすために多くの労働者を路頭に迷わせる菅井社長の不当なやり方に対して引き続きみなさんの抗議の声を寄せてください。そして、組合の今後の闘いに引き続きのご支援とご協力をいただけるようお願い申し上げます。