今日は整理整頓しようとして見つけた亡き祖母の料理本を読んで過ごしてしまいました。
私が幼い頃は山奥に住んでいて庭にはいちじくと柿の木があり、山へ行くとアケビがなっていたり、グミの実も食べた
田んぼで米をつくり、畑で季節の野菜をつくり、山では山菜がとれた
田んぼのあぜ道には豆を植えていた
田んぼは苗から作っていた。記憶にあるのは、苗床は黒く燃えた何かをまいて、その上に油紙のようなものをのせて苗を育てていたように思う。田植え前に田んぼに木の枠を転がして、苗を植える場所の目印をつけた。育った苗は適量を一まとめにし、田んぼに投げ入れていた。田んぼに入るとヒルが足に食いついてきていた。
秋は稲刈りだが、その前に稲を干すための「はぜ?はざ?」を組み立てた。私はそこによじ登るのが楽しかったなあ。大人たちは刈った稲を適量一まとめにし、はざにいる大人になげわたし、はざにいる大人はうけとり、干すのだ
数日干したら取入れ、耕運機にのせ、自宅に運び脱穀機で脱穀をする。脱穀とはたぶん稲から籾殻を取り外すことだろう
私の記憶にはそこまでの作業過程までだ
その先の精米はどのようにしていたか記憶にないが、籾殻を集めて燃やしていた風景は記憶にある。きっとこの燃えかすを、苗床に使うんじゃないかな?
大人たちの会話で「きょうしつに出す」という言葉をきいた。たぶん農協に売ることなんだろう、、
昔は田植えも稲刈りも、手作業。はざ干しもしていた。だが残念ながら農薬を散布をしていた記憶はある。。