本棚から一冊の本を見つけた
■この本は
2003年第十八刷発行とあるので
私が19年前に購入した本でしょう。
そしてこの本はジェームズ・アレンによって1902年に書かれたものです。
この本を絶対他力の観点から
読み解いてみたい
■【この宇宙を動かしているのは秩序だ】
★私たちは心である。
心は思いという道具をもちいて
喜怒哀楽を自ら生み出し、人生を創りあげている。
私たちは思いによって、自分をすばらしい人間に創りあげることも、破壊してしまうこともできる。
人間は創り手であり、主人でもある。
人間は思いの主人公であり、人格の製作者であり、環境と運命の設計者である。
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「ルルは、、心、、これを自我・業ととらえる。この文章を読むと「絶対自力のすすめ」にきこえる。すべては自分の努力次第だと突き放された厳しさを感じる、、」
★そして私たちの人生は、ある確かな法則にしたがって創られています。私たちがどんな策略をもちいようと、その法則を変えることはできない。
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「ルルは確かな法則を、、
これを絶対他力ととらえる。自分はすばらしい人生を生きては来なかったし、すばらしい人格でもないから、自分の力ですばらしい人生を創りあげることはできない。だから絶対他力におまかせすることにした」
★原因と結果の法則は、目に見える物質世界においても、目に見えない心の世界においても、常に絶対であり、ゆらぐことがない。
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「原因と結果の秩序・絶対法則は、神仏の他力だとルルはとらえる」
★私たちが、人生を創りあげている法則を発見したときから、自分自身の賢い主人となり、豊かな実りへとつづく思いを次々とめぐらすようになる。
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「仏の他力本願の発見することで、仏の他力におまかせするようになり、仏の他力が自分の主人となり、仏のはからいによって自我・業【心】に、豊かな実りへとつづく思いを気づかせ導く
阿弥陀仏の本願は人を救うこと(原因)、だから人を救う(結果)。
人が他力本願を信じる(原因)。
だから、人は仏に救われる(結果)」
★そうなるためには、まず自分の内側で機能している「原因と結果の法則」をはっきり認識しなければならない。私たちは心の鉱山を十分深く掘り下げたときに、はじめて自分自身の真実を発見できる。
自分のあらゆる体験の原因と結果を結びつけたならば
「人間は自分の人格の製作者であり、自分の環境と運命の設計者である」という真実に必ず行き着くことになるだろう。
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ルルは人体の絶対適度正確な働きを知ることで「原因と結果の絶対法則」を見た。人体の働きは秩序。秩序は神仏、だから人体は神仏の絶対法則で働いている。
一方、過去からの心の思いの、原因結果の繰り返しで、今現在があるのも確かだ。これも「原因と結果の絶対法則」だ。自我(人格)をつくる業の法則。因果応報。