釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

海上釣り堀 秋の陣 part1

2018-10-16 10:18:00 | 実釣・日記
『海上釣り掘り秋の陣』へ行って参りました。

この日が来るのを、遠足前の小学生の様に待ち望んでいたのですが、5日前から発症した風邪により、連日真夜中に咳き込んでしまい殆ど寝られず。
酷い寝不足になってしまいました。  

何故か私が楽しみにしていると、台風が来たり風邪を引いたりと、何かしらの障害が発生します。

本当は、寝不足と喉の痛みで辛かったのですが、今回の釣行は日の出屋さんの宿(風呂無しの素泊まり)で、前夜祭のおでんパーティもあるレアイベントです。

仕事ならいざ知らず、こんな楽しいイベントを、こんな風邪ごときに負けてキャンセルする最下級では御座いません!

例え、周囲に風邪菌を撒き散らそうとも、絶対に行ってやると心に誓っておりました。

出発当日は、ハマ様とハタボー様は有休を取得されておりましたが、私は仕事の予定があり15時まで帰る事が出来ませんでした。

その為、ハタボー様の車で、ハマ様とハタボー様で会社まで迎えに来て頂きました。

私の車からハタボー様の車へ荷物を移し出発です。 

先ずは伊勢自動車道の玉城インター近くのお風呂屋さん『ふれあいの館』を目指します。

行きの車中では、ローカルな話題で盛り上がりあっという間に到着しました。

玉城インター近くの『ふれあいの館』

男だけで行くと何だか微妙なネーミングですが、温泉と明記されている割には入浴料500円とリーズナブルな設定になっております。

ここでさっぱりして、併設されてる地元特産の販売店でおつまみを物色します。


予定より15分程遅れていますが、大阪組のまっつん様と山ちゃん様から連絡があり、予定よりかなり遅れるとの事なので、慌てる事もなくのんびりと買い物です。

次は、今晩のご飯と明日の魚釣りの餌を買いに『エサキチ』さんへ行きました。

ここは、ローソンも併設してあるので買い物には非常に便利です。
また、『エサキチ』さんの隣には『旭家』さんもあり、餌や釣具の購入には不自由しません。


今年で海上釣り堀歴4年目となるハタボー様ですが、全く釣りの仕掛けや道具を覚える気がありません。

ハタボー様は、前回の釣行で無くした錘やハリスを調達しなければならなかったのですが、未だに仕掛けを一人で作る事が出来ず、何を買っていいのかさえ分かっていません。

見かねたハマ様が、ハタボー様へ仕掛けのレクチャーをする事になりました。

もうハタボーでもいいでしょう。 

最下級の私の更に上を行っているのですが、魚は餌さえ付けておけば釣れると勘違いをしており、仕掛けであったり、餌を工夫したりと言った事は一切しません。

ビギナーズラックとでもいうのでしょうか?

今の所ボーズを経験していないので、魚を釣る苦労を知らないのが駄目なのでしょう。

そんなハタボーのタックルを、ハマ様がロッドケースから出した時でした。

見事に穂先が折れています。

どうも穂先のカバーも着けずに保管していたのが仇となったようですが、それ以上に釣行前に道具のチェックさえしない事に驚きです。

釣りの事も知ろうとせず、ましてや自分の釣り道具さえもほったらかしでは、ズボラにも程があります。

仕方ないので、ここでロッドを購入する事にしました。

しかし、あり得ない一言を私に発して来たのです。

『最下級さん、お金貸して下さい。』

『おい!!』と思わず叫んでしまいましたが、カードも彼女に取られてどうしようもないとの事です。

可愛そうだったので、諭吉さん1枚を渡しニューロッドを購入しました。

ここでお釣りを返されてもややこしいので、また帰りにハタボーの家に寄った時に、諭吉さん1枚を返して貰う事にしました。 

こんなハタボーですが、憎めない性格をしており『人徳だな』とは思うのですが、『ああはなりたくないな…』とも思います。

しかし、嫁でもない彼女にカードを没収されるって???

ハプニングはありましたが、問題も解決しいよいよ『日の出屋』さんの宿を目指します。

大阪組へ現在地を確認した所、エサキチまで後30分程掛かるとの事なので、先に行って準備をする事にしました。

エサキチから40分程で到着しました。

ところが、日の出屋さんの宿は電気さえついておりません。


玄関らしき所も鍵が掛かっており、怪しい雰囲気だけが漂っています。

電話で確認した所、玄関は細い階段を上がった2階にあり、鍵は開いているので中に入ってメモの指示に従って下さいとの事でした。

ありました。2階の玄関です。
人感知センサーで、近づくと照明が点きました。

中に入るとメモがあり、準備されている部屋名が書いてありました。

しかし、玄関以外は真っ暗で何とも言えない雰囲気です。

荷物を車から下ろし、ハタボーの車を少し離れた駐車場へ移動している間に、ハマ様が一気に3階へ上がり電気をつけまくっていました。

明るくなり安心して部屋に入ったのですが……

最初の感想は、ヤバいかも…でした。
右隅にあるのは鏡台と日本人形です。

今更何を言っても仕方ありません。
ホラーもオプションの一つと割り切り、先ずは宴の準備です。

テーブルを勝手に持ってきて……


コンロと鍋をセットです。


準備をしていると、まっつん様と山ちゃん様も無事に到着です。

コンビニおでんを再度温めて、ビールで乾杯です。

途中、盛り上がり過ぎて写真を撮り忘れてしまいましたが、久々に笑い転げる程に楽しい宴となりました。

そして…

ハタボーの折れたロッドを皆でイジりまくりました。

更に、新しいロッドへリールを付け替える際に、ハタボーへ仕掛けを作らせるスパルタ教育の始まりです。

そんなこんなで夜は更けていくのですが、翌日は6時出船なので早く寝なくてはいけません。

しかし、グダグダと中々寝れません……

何だか修学旅行を思い出しました。 

たまには同じ趣味の仲間で集まり、酒を酌み交わすのもいいものだな…と思いました。

しかし、ここからが私の地獄の始まりでした。

いよいよ寝る時間になって、咳が出始めたのです。

辛い夜の始まりです。

part2へ続く
コメント (2)
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