part1からの続き
私は結局朝まで殆ど寝られずでした。
各々5時前には起き出し、片付けと準備に取り掛かります。
最後まで寝ているハタボーに、腹いせでケータイカメラのフラッシュ攻撃です。


幸い幽霊にも遭遇する事なく、5時30分に宿を出発し、出船するアソダ営業所へ向かいます。
車で6~7分程でアソダ営業所に到着しました。
既に元締め様を始め、皆様揃っておられました。
早々に挨拶を済ませ、準備を終えると直ぐに出船です。
最下級が言うのも生意気ですが、たった今から全員がライバルです!

否!!
忘れてはならないのは、ライバル云々よりも自分がボーズにならない事が一番です。
そんな緊張感からでしょうか。
昨日より酷い寝不足と喉の痛みの筈ですが、この時は全く気になりませんでした。
そしていよいよ出船の時がきました!

船で5分も掛からないうちに到着しました。
今回はイケスが3つとなり、1イケスに5~6人で少し余裕を持って釣りが出来ます。
貴重な朝一タイムです。
皆様、我先にと仕掛けを準備し投入します。
しかし……

朝一のフィーバータイムがありません。
単発でタイが1匹釣れただけで、後はアタリすらありません。
『今日は厳しいなぁ』とあちこちで声がしますが、はたして今日だけなのでしょうか?
因みに、去年の10月の海上釣り堀の記事を読み返してみても朝一は釣れておりません。
朝一のフィーバータイムは過去のものとなってしまったのでしょうか?
先ずは1回目の放流に期待するしかありません。
ほどなくして、放流する魚を乗せた船が到着しました。

青物が4~5匹、後はタイばかりでした。
シマアジが入っていないのが残念です。
しかし、ここからが青物のフィーバータイムです!
ワラサと格闘中のまっつん様

ハマ様も負けていません。

ハマ様が格闘中の出来事です。
突然私の竿から『ガタッ』と音がしたと思ったら、私の仕掛けのキビナゴを咥えて底に向かって泳ぐワラサの姿がみえました。
直ぐに合わせたのですが、バラしてしまいました。
ハマ様が青物と格闘していたので、仕掛けを巻き上げていたにも関わらず、まさかこんな浅い所まで食いに来るとは思いませんでした。
1回目の放流タイムで、残念ながら青物を釣り上げる事はできませんでしたが、タイは何とかキャッチする事が出来ました。

このフィーバータイムの後は、再びパタリとアタリが出なくなりました。
こんな時は、ノーシンカーの脈釣りです。
実は、前回購入したコンパックテトラG110は、流石に無理があると判断し、新たにロッドを購入しました。
少ない財布の中身と相談しながら、悩みに悩んで買ったソルパラSPJ-560LJ

リールは大昔にバスフィッシングで使ってたバイオマスター2500です。

ノーシンカーでダンゴ餌をフワフワと落としてみますが、釣れない時には何をやっても釣れません。
暇なので皆の釣果を見て回ります。
山ちゃん様がタイ2匹。
まっつん様がワラサ1匹にタイ2匹。
I様がワラサ2匹にタイ1匹。
ハマ様がワラサ1匹。
最下級タイ1匹。
ハタボー…0。。。
次の放流までは辛抱の時間です。
釣れないので、朝食のパンとコーヒーで休憩です。
他のイケスも釣れていないようで、寝ている人もいます。
それから、11時前位に2回目の放流が開始されましたが、タイが殆どでシマアジが1匹です。
そのタイも、数が少ない様に思いました。
しかし、放流があれば魚は釣れます。
ここから少しタイフィーバーとなります。
私もソルパラでタイを1匹追加出来ました!
ショートロッドなので、魚の引きがダイレクトで楽しく、癖になりそうでしたw
そして、ハタボーにも待望のアタリがあり、タイがヒットしました!
タモを隣の人が取りに行っている時でした。
久々のヒットに焦ったハタボーは、リールを巻き過ぎてしまい、タイの重みで針が外れてしまいました。
残念な結果となりましたが、これ以降タイのアタリも無くなってしまいました。
たまに、青物がぐるぐる泳いでいるのが見えますが、何をやっても釣れません。
暫く皆で、活きアジを使って青物を狙っていたのですが、余りにも無視されるので、ハマ様以外はダンゴに切り替えて無難にタイ狙いに切り替えました。
それから暫くした時です。
ハマ様が突然『アオー』と叫びました!
そして、釣れたのは見事なカンパチ!

棚を浅くして放っておいたら、グルグル回っていた青物が、何かをハムハムしながらじっとしていたと…暫くしてそのハムハムが自分のアジだと気付きフッキングしたとの事でした。
私は、羨ましさと妬ましさで気が狂いそうでしたが仕方ありません。
震える手で写真を撮りました。
もうこれは、ハマ様の粘り勝ちですね。
その後はアタリも無く、そのまま納竿の時間となってしまいました。
今回、私は青物が釣れず残念でしたが、何とかボーズを免れる事ができました。
釣果はタイ2匹でした。

そして、皆のスカリを帰りの船に乗せている時でした。
1人、空っぽのスカリを持って、立ち尽くしている人物が……
ハタボーです。
そう言えば、途中から全く存在が消えて気付きませんでしたが、ハタボーはついに海上釣り堀で初のボーズとなってしまったのです。
悪く言ってしまうと仕方のない結果と言えます。
しかし、今回のボーズを教訓に、もう少し考えながら釣りをすれば、必ずステップアップ出来るでしょう。
最下級が偉そうに言う事でもないのですが、ハタボー頑張れ!!
来年、期待してます!!
色んな意味で(笑)
因みに、ハタボーは山ちゃん様からお裾分けのタイを貰っていました。
そして、各々帰路に着くのですが、ハタボーの家に寄って諭吉さんを返して貰った時の話です。
自分の家に現金で持ってるのかと思ったら、まさかのお母さんローンでの返済です。
ハタボーのお母さんが、わざわざ家から出て来られまして、こんな最下級に『すみません。すみません。』と頭を下げる姿に、凄く居た堪れない気持ちになってしまいました。
もう、自立して働いてるいい大人が、まさかお母さんから借りるなんて……
『って言うか、何か俺が悪者見たいやんけ!!( `Д´)/』
とハタボーに説教です。
色々ありましたが、終わってみれば楽しい釣行となりました。
持って帰ったタイは、直ぐに捌いて一晩寝かしておきたかったのですが、帰ってから風邪が悪化し、鱗と内蔵の処理でダウンしてしまいました。

次の日、ダウンしている私に代わり、嫁が三枚に卸してくれました。
私なんかより、ずっと綺麗な出来に嫉妬です。

そして、夕食にタイしゃぶとあら煮を作って、嫁の実家で皆で食べました!


うっ、旨~い!!
年を取ったからでしょうか?
この淡白で、モッチリした食感のタイに、『あれ?こんなにタイって旨かったっけ?』と、ここでもみんなでワーワー言ってるうちに、アッと言う間に完食です。
タイを見直しました!
今度はタイを専門的に狙って見ようかと真剣に考えておりますが、それより今は釣りの時の反動で悪化した風邪を何とかしなくてはいけません。
まぁ、自業自得なんですけどね(T-T)
私は結局朝まで殆ど寝られずでした。
各々5時前には起き出し、片付けと準備に取り掛かります。
最後まで寝ているハタボーに、腹いせでケータイカメラのフラッシュ攻撃です。


幸い幽霊にも遭遇する事なく、5時30分に宿を出発し、出船するアソダ営業所へ向かいます。
車で6~7分程でアソダ営業所に到着しました。
既に元締め様を始め、皆様揃っておられました。
早々に挨拶を済ませ、準備を終えると直ぐに出船です。
最下級が言うのも生意気ですが、たった今から全員がライバルです!

否!!
忘れてはならないのは、ライバル云々よりも自分がボーズにならない事が一番です。
そんな緊張感からでしょうか。
昨日より酷い寝不足と喉の痛みの筈ですが、この時は全く気になりませんでした。
そしていよいよ出船の時がきました!

船で5分も掛からないうちに到着しました。
今回はイケスが3つとなり、1イケスに5~6人で少し余裕を持って釣りが出来ます。
貴重な朝一タイムです。
皆様、我先にと仕掛けを準備し投入します。
しかし……

朝一のフィーバータイムがありません。
単発でタイが1匹釣れただけで、後はアタリすらありません。
『今日は厳しいなぁ』とあちこちで声がしますが、はたして今日だけなのでしょうか?
因みに、去年の10月の海上釣り堀の記事を読み返してみても朝一は釣れておりません。
朝一のフィーバータイムは過去のものとなってしまったのでしょうか?
先ずは1回目の放流に期待するしかありません。
ほどなくして、放流する魚を乗せた船が到着しました。

青物が4~5匹、後はタイばかりでした。
シマアジが入っていないのが残念です。
しかし、ここからが青物のフィーバータイムです!
ワラサと格闘中のまっつん様

ハマ様も負けていません。

ハマ様が格闘中の出来事です。
突然私の竿から『ガタッ』と音がしたと思ったら、私の仕掛けのキビナゴを咥えて底に向かって泳ぐワラサの姿がみえました。
直ぐに合わせたのですが、バラしてしまいました。
ハマ様が青物と格闘していたので、仕掛けを巻き上げていたにも関わらず、まさかこんな浅い所まで食いに来るとは思いませんでした。
1回目の放流タイムで、残念ながら青物を釣り上げる事はできませんでしたが、タイは何とかキャッチする事が出来ました。

このフィーバータイムの後は、再びパタリとアタリが出なくなりました。
こんな時は、ノーシンカーの脈釣りです。
実は、前回購入したコンパックテトラG110は、流石に無理があると判断し、新たにロッドを購入しました。
少ない財布の中身と相談しながら、悩みに悩んで買ったソルパラSPJ-560LJ

リールは大昔にバスフィッシングで使ってたバイオマスター2500です。

ノーシンカーでダンゴ餌をフワフワと落としてみますが、釣れない時には何をやっても釣れません。
暇なので皆の釣果を見て回ります。
山ちゃん様がタイ2匹。
まっつん様がワラサ1匹にタイ2匹。
I様がワラサ2匹にタイ1匹。
ハマ様がワラサ1匹。
最下級タイ1匹。
ハタボー…0。。。
次の放流までは辛抱の時間です。
釣れないので、朝食のパンとコーヒーで休憩です。
他のイケスも釣れていないようで、寝ている人もいます。
それから、11時前位に2回目の放流が開始されましたが、タイが殆どでシマアジが1匹です。

そのタイも、数が少ない様に思いました。
しかし、放流があれば魚は釣れます。
ここから少しタイフィーバーとなります。
私もソルパラでタイを1匹追加出来ました!
ショートロッドなので、魚の引きがダイレクトで楽しく、癖になりそうでしたw
そして、ハタボーにも待望のアタリがあり、タイがヒットしました!
タモを隣の人が取りに行っている時でした。
久々のヒットに焦ったハタボーは、リールを巻き過ぎてしまい、タイの重みで針が外れてしまいました。
残念な結果となりましたが、これ以降タイのアタリも無くなってしまいました。
たまに、青物がぐるぐる泳いでいるのが見えますが、何をやっても釣れません。
暫く皆で、活きアジを使って青物を狙っていたのですが、余りにも無視されるので、ハマ様以外はダンゴに切り替えて無難にタイ狙いに切り替えました。
それから暫くした時です。
ハマ様が突然『アオー』と叫びました!
そして、釣れたのは見事なカンパチ!

棚を浅くして放っておいたら、グルグル回っていた青物が、何かをハムハムしながらじっとしていたと…暫くしてそのハムハムが自分のアジだと気付きフッキングしたとの事でした。
私は、羨ましさと妬ましさで気が狂いそうでしたが仕方ありません。
震える手で写真を撮りました。
もうこれは、ハマ様の粘り勝ちですね。
その後はアタリも無く、そのまま納竿の時間となってしまいました。
今回、私は青物が釣れず残念でしたが、何とかボーズを免れる事ができました。
釣果はタイ2匹でした。

そして、皆のスカリを帰りの船に乗せている時でした。
1人、空っぽのスカリを持って、立ち尽くしている人物が……
ハタボーです。
そう言えば、途中から全く存在が消えて気付きませんでしたが、ハタボーはついに海上釣り堀で初のボーズとなってしまったのです。
悪く言ってしまうと仕方のない結果と言えます。
しかし、今回のボーズを教訓に、もう少し考えながら釣りをすれば、必ずステップアップ出来るでしょう。
最下級が偉そうに言う事でもないのですが、ハタボー頑張れ!!
来年、期待してます!!
色んな意味で(笑)
因みに、ハタボーは山ちゃん様からお裾分けのタイを貰っていました。
そして、各々帰路に着くのですが、ハタボーの家に寄って諭吉さんを返して貰った時の話です。
自分の家に現金で持ってるのかと思ったら、まさかのお母さんローンでの返済です。
ハタボーのお母さんが、わざわざ家から出て来られまして、こんな最下級に『すみません。すみません。』と頭を下げる姿に、凄く居た堪れない気持ちになってしまいました。
もう、自立して働いてるいい大人が、まさかお母さんから借りるなんて……
『って言うか、何か俺が悪者見たいやんけ!!( `Д´)/』
とハタボーに説教です。
色々ありましたが、終わってみれば楽しい釣行となりました。
持って帰ったタイは、直ぐに捌いて一晩寝かしておきたかったのですが、帰ってから風邪が悪化し、鱗と内蔵の処理でダウンしてしまいました。

次の日、ダウンしている私に代わり、嫁が三枚に卸してくれました。
私なんかより、ずっと綺麗な出来に嫉妬です。

そして、夕食にタイしゃぶとあら煮を作って、嫁の実家で皆で食べました!


うっ、旨~い!!
年を取ったからでしょうか?
この淡白で、モッチリした食感のタイに、『あれ?こんなにタイって旨かったっけ?』と、ここでもみんなでワーワー言ってるうちに、アッと言う間に完食です。
タイを見直しました!
今度はタイを専門的に狙って見ようかと真剣に考えておりますが、それより今は釣りの時の反動で悪化した風邪を何とかしなくてはいけません。
まぁ、自業自得なんですけどね(T-T)