釣り界の最下級釣り師 ~釣りをさせて頂きありがとうございます~

釣りが趣味と豪語しながら、圧倒的な下手さで初心者の嫁にも負ける駄目な最下級釣り師の記録。

2019年 久多川渓流初釣行

2019-03-21 23:12:00 |  実釣
3月に入り、全国で渓流が解禁となりました。

あちこちの渓で繰り広げられたであろう釣り師達の戦いも、そろそろ落ち着いたと思われる今日この頃。

ついに最下級釣り師が渓流に降り立つ日が訪れました。

思えば、この冬の間で完成する筈だったランディングネットもそのままに、解禁日を迎えてしまいました。

更に思い起こせば、小学生の頃から大型休みの宿題を先伸ばしにし、休みが明けてからも宿題に追われ続けたあの頃と何一つ変わっていません。

『三つ子の魂百まで』とは良く言ったものです。

それはさておき、約半年振りの久多の里です…と言いたい所ですが、3月初めに来ていた事を思い出しました(笑)

今日は年券を購入する為に、漁協の9時オープンに合わせて来ました。

当然、漁協が休みでない事は調査済みです。

少し遅れて受付のお姉様が到着されました。
早速年券を購入しました。
今シーズンも久多の年券ゲットです!

お姉様より、解禁日からの釣果を教えて頂きましたが、兎に角厳しいとの事でした。

何が厳しいかと申しますと、雪が少ない為、雪解け水の流入が少なく、水位が例年よりかなり低いとの事です。

元より釣れないのは覚悟の上であります。

では、今シーズン初の渓流釣り開始です!

最初のポイントは決めていました。
昨シーズン、魚影が濃いと感じた上の町方面へ向かいます。

途中、杉林の中にはまだ雪が残っており、比良山系の冬の厳しさが伺えます。

早速、渓に降り立ちます。
ここは、昨シーズンのベストアマゴを釣ったポイントです。

ルアーはDrミノーをチョイスします。

ワクワクしながらの第1投です!

ところが、魚からの反応云々の前に、ルアーを上手く動かせません。
トウィッチをすると、ミノーが水面に飛び出してしまいます。
引きが強過ぎるのか?それとも巻きすぎなか?ともあれ、明らかに昨シーズンより下手クソになっています。

最下級を名乗っておきながら、去年より更に下手クソになり、『最下級釣り師』の名をよりディープなものに昇華させた私は、我ながら流石と感心するばかりです。  

とは言え、この下手さは後々仇になりそうなので、ここでしばらくキャストとトウィッチの練習です。

こうして、あっさりこのポイントを潰してしまいました。

まぁいいでしょう。
次のポイントへ向かいます。

どんどん上流を目指します。


相変わらず、アタリも魚影も確認できませんが、久々の渓は歩いているだけでも楽しくて仕方ありません。

しかし、魚影さえ確認出来ない気の緩みからキャストが大雑把になってしまい、絶好のポイントでキャストした時、丁度上にあった枝にラインを引っ掛けてしまいました。

当然、そのまま巻いてくるとルアーが枝に引っ掛かってしまい回収不能となってしまいます。

なのでルアー回収の為、仕方無くポイントに近づいた時でした。

岩影にスッと隠れる二匹の魚影が見えました。

肝心なポイントでラインを枝に引っ掛かけ、挙げ句ルアーを回収する為にポイントに入り魚に逃げられる…流石最下級釣り師です。

しかし、魚影を確認出来たので、俄然やる気が出てきました。
気を引き締めてキャストに集中します。

しかし、昨シーズンなら釣れるはずのポイントでも、ことごとく反応はありません。

考えてみれば、3月に渓流に来た事がないので、昨シーズンの初夏~夏のような感覚では駄目なのでしょう。

しばらく行くと、日当たりの良い流れ込みで、沢山の虫が飛んでいます。 

画像が悪いので見えないかとは思いますが、カゲロウが沢山飛んでいます。

その下で、水面に落ちたカゲロウを補食するライズが見られます。

魚が虫を意識してる所で、ミノーはどうかとも思ったのですが、他にどうする事も出来ません。

焦る気持ちを落ち着かせてキャストし、トウィッチを入れてリトリーブしますが、やはり反応はありません。

しばらく、しゃがんで様子を見ていると、ルアーを通した後でもライズはあるので、テンカラかフライであれば釣れそうな気がします。

しかし、私はルアーなのでさっさと諦めて上流を目指します。

更に進んで行くと良さそうなポイントに出くわしました。

駄目元でキャストし、トウィッチで引いてくると、後ろから魚影がついて来ます。

結局、食いつくことなく私の目の前で元の場所に戻る魚影は、間違えなくアマゴでした。
アマゴが付いてきたポイント。

 
またまた諦めて次のポイントを目指します。

結局、歩きに歩いて何時もの砂防ダムに到着です。

釣れる気はしないのですが、折角なのでルアーをキャストします。

引いて来るとルアーが変な動きをします。
フックがリップか何かに引っ掛かったのか?と思ったのですが、リップが折れていました。

好きなカラーだったので残念です。 
 
そして、ここで一度脱渓します。

昨年、台風で立ち入り禁止となっていた上流も、すっかり片付き綺麗になっていました。

ここからもう少し上に行こうかと思ったのですが、時計を確認したら12時になっていました。

お腹も空いたので、一旦漁協に戻って昼食をとることにしました。

漁協に到着すると、既に二組のお客さんがいらっしゃいました。 

料理長は勿論受付のお姉様になるのですが、一人で切り盛りされており大変そうです。

私は、作るのが楽かな?と思いカレーを注文したのですが、『カツカレーにも出来るよ?』との事だったので、お言葉に甘えてカツカレーにしました。

ところが、ここでお姉様が面白い事を仰るのです。

お姉様『鹿にする?猪にする?』

ファッ??何と、カフェのカレーがジビエ料理にグレードアップです。

私は猪をお願いしました。

ただ、個人的には普通の豚で十分なのですが…
『猪カツカレー』です。

ボリュームは文句無しで、ルーが多目のカレーです。
猪カツについては、ちょっと獣臭い感じがします。
美味しいかと言われれば…f(^_^;

とは言え、話のネタにはなりますね。

お腹は満たされました。

後は渓魚のお顔を見る事が出来れば文句無しの釣行となります。

お姉様に『釣れなかった』とお話しすると、『大黒谷でイワナを狙ってみたら』との事です。

大黒谷へはここに来る度、ほぼ毎回通っているのですが、イワナは釣った事がありません。
良~く話を聞くと、大黒谷の支流へ入るとの事です。

場所を聞いて出発です!
久多川初のイワナに期待値MAXで挑みます!!

流石に支流なので、大きくは無いですが、いい感じの淵があります。

こんなのとか…

こんなのとか…

小場所なだけにファーストキャストが重要なのですが、枝や岩が邪魔をしてキャスト難易度がかなり高いです。
開けた場所でもC級以下…いえ、C級未満のキャスト精度を誇る最下級です。

釣りになりませんf(^_^;

なので、ことごとく狙ったポイントにルアーを送り込めません。

こんなに雰囲気が良く、斜度もあり、源流を釣っている感じは最高なのに、釣り師は最低です。

もっと登りたかったのですが、朱流を保育園へ迎えに行く時間が迫って来たので、本日は14時で納竿としました。


因みに、今回から渓流初投入のレボMGXですが、リールの軽さからか、使い心地は所持しているリールの中では最高です。


但し、ライントラブルが多発してしまいました。

ラインが古かったとか、サミングが甘いとか、ヨレたラインを巻き込んだとか、使い方の問題も多くありますが、ソアレbbではここまでのライントラブルは発生しませんでした。

トラブルが発生したライン

大きなトラブルは4回で、もうラインを切らないと復旧出来ないレベルです。

私のような最下級では、まともな検証など出来るハズもありませんが、先ずはラインを巻き変えてから、改めて検証してみたいと思います。

結局、今シーズンの開幕も丸坊主でのスタートです。 

とは言え、昨シーズンの渓流初釣行は、まだキャストも出来ないクセにフライタックルで挑み、釣りとは呼べない無惨な内容でありました。

それに比べれば、釣りに関してはまだ今年はマシだったと思えますが、昨年の方が釣り師としてはアグレッシブだったのではないでしょうか。

まぁ、どちらにしても坊主なのですが…f(^_^;

ともあれ、まだシーズンは始まったばかりです。

次回の渓流釣行に期待したいと思います。
コメント (2)
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