先日、とある支流へ行ってきました。
今回のポイントは、上流に車を停めて、そこから自転車で下流へと下ります。
そして、釣り上がって車に乗り、自転車を回収して帰る計画です。
今回の相棒は、赴任先の足代わりに購入したミニベロのターン クレストです。
今回、赴任先から直接釣り場に来たので、デリカに積んできました。
準備を済ませて、早速サイクリングです。
しかし…ロッドをバックパックに無理やりさしてのサイクリング…
小学生の頃を思い出し少し気が引けました(汗)
朝の爽やかな空気の中、サイクリングを楽しみながら、入渓点まで60分ほどで到着しました。
自転車を適当な木にワイヤーロックで固定します。
はやる気持ちを抑えて準備をします。
準備の間に水温チェックをしました。
今回、リバーピークの水温計をアマゾンでポチりました。
準備の間、水に浸しておきます。
今日のタックルです。
ロッド:鱒レンジャーNext SP40
リール:Abu Revo ALX THETA 2000SH
ルアーは、メジャークラフトのエルフィンです。
それと、今回からマグネットリリーサーをリバーピークのモノに交換しています。
というのも、昨年の渓流釣行で段差を飛び降りたりした時に、衝撃で外れることが増えて来ました。
なので、折角ハマオさんから頂いたマグネットリリーサーですが、交換させて頂きました。
旅小僧マグネットリリーサー様は現在待機中ですが、何か他に使えないか模索中です。
準備ができたので、水温を見ると11℃…
渓魚の適水温は諸説ありますが…
イワナが12℃から15℃
アマゴが8℃〜18℃。
もう4月中旬なので、山頂部の雪も解けていると思います。
なので、日中に向けて水温が下がることはないと予測。
高活性であることを期待して遡行しましたが…
平坦な渓相がしばらく続きました。
釣りやすいですが、魚からの反応は何もありません。
ストッキングウェーダーのお陰で遡行は快適なのですが…
肝心の渓魚からは、なにも反応がない時間が続きます。
それにしてもゴロタ石が多い渓流は歩きにくい…
転倒しそうになりながら歩くのは、地味に体力が削られます。
変わらない渓相が続き、魚がいないんじゃないかと不安になり始めたころ…
マップで事前に確認していた、堰堤が見えてきました。
いかにも美味しそうなポイントに期待しましたが…
ここでも魚影を確認することは出来ませんでした。
定番のポイントって、意外と釣れないことが多いですね。
パラダイスを信じて、高巻きをしましたが…
初めての渓流だけに不安が募ります。
高巻き後も、同じような渓相が続きました。
そして、また美味しそうなポイントに辿り着きました。
右からの流れに込みが岩にぶつかって淀みがあります。
ミジンコ並の経験値しかありませんが、私のデータでは高確率で魚がいるポイントです!
期待を込めてキャストしました…
残念ながらヒットはしませんでしたが、エルフィンを追いかける渓魚を確認できました。
カワムツだったかもしれませんが…(笑)
それでも、ここでモチベーションを保つことができました。
そして、このポイントを越えてから、ちらほらとルアーを追ってくる小さい魚影が確認できるようになりました。
魚が小さそうなので、フォレストMiu2.2㌘に変えてキャストしていると…
なにやらロッドに重みが…
なんと、アマゴがヒットしています!
しかし、ランディング直前でバラしてしまいました。
目の前…まさにネットに入る瞬間だったので悔しさが5割増しです。
思い出すと、今でも悔しさのあまり変な声が出そうになるくらいです(笑)
しかし、アマゴの存在は確認できました!
まだまだチャンスがあると信じて遡行します。
それにしてもいい天気で、木々には若葉が出始めとても綺麗です。
いい景色だなぁ…と、先程のアマゴをランディングしていれば思えるのでしょうが、今はそれどころではありません!
小場所も出来るだけ丹念に探ります。
まぁ、キャストがアレなんで、丹念に探るというか、ポイント潰しにしかなってません…
少しダレ始めた頃、流れが緩やかなところでMiuをキャストすると、その後ろをワラワラとアマゴらしき魚影がついてきて…
最初の一匹がMiuに飛びつきました!…が、フッキングに至らず…
その後、何をしても反応がなくなってしまったので、スミスのARスピナーをチョイスしました。
スピナーはトレブルフックなのが気になりますが、フック交換をするにはフックの根本をペンチなどで切らなければなりません。
ただ、バーブレスなのでダメージは抑えれるかと…
まだ、スピナーは見切られていない可能性に賭けてキャストしリトリーブすると…
ブルブルとロッドに振動が!?
そして、無事にランディング!
超〜久し振りのアマゴです!
小さいですが…(汗)
それでも嬉しい一匹です!
そこからは、アマゴの反応が出始め、直ぐに2匹目が釣れましまた!
小さいながらも、朱点が綺麗なお腹の膨れた個体です。
このアマゴを釣った直後に、この日1番のアマゴがヒットしましたが、残念ながらバラしてしまいました。
その後は、流れの落ち込みにスピナーを通すとアタリが出ます。
どれもサイズは小さいですが、釣れるのは綺麗なアマゴです!
その後も、アタリや魚影がポツポツと確認できたので、楽しくて時間が経つのを忘れて夢中で釣り続けました。
入渓点からは随分と遡行してきたので、渓相も岩肌が多くなり始めました。
そして、このポイントで本日の1番が連れました!
それでも16〜17㌢くらいですが…
ここまでの釣果に大満足です。
もっと釣りたかったのですが、足腰が限界です。
最後にかなり深そうな淵で大物を狙ってみました。
スピナーを滝壺に向かってキャストしますが軽すぎて押し戻されてしまいます。
それでも巻いていると…
可愛らしいアマゴがヒットしました。
もっと、深場を探ろうとピュアの5㌘をキャストしますが…
それでも上手く底を取れないので、ここで納竿としました。
車まで戻ると、既に14時30分になっていました。
釣り続けて、6時間が過ぎていました。
おにぎり弁当を口にした時に、思っていた以上にお腹が空いていたことに気付きました。
お腹を満たした後は、直ぐに自転車を回収しに入渓点へ向かい…
自転車も無事に回収して帰路に着きました。
それと、Daiwaのウェーダーは全く浸水することなく、快適に釣りをすることが出来ました。
初めてのストッキングウェーダーでしたが、やはり快適の一言につきます(一応グラベルガードも装着しました)。
水に入った時に、水温で足が冷えるんじゃないかと思っていましたが、全く冷たさは感じませんでした。
それは、立ち込んで釣りをしても同じで、足が冷えることはありませんでした。
因みに、スキー用の靴下を履いてからストッキングウェーダーを履いています。
また、低価格なストッキングウェーダーの口コミを見ていると、1日で浸水した…などのコメントがあるので心配でしたが、この日は問題なく使えました。
まぁ、そこはDaiwaさんの看板があるので、大丈夫だと信じていました。
ウェーダーの中は、靴下が多少汗で蒸れていたくらいです。
透湿素材がどこまで機能しているのかは分かりませんが、この日は快適に過ごせました。
もしかすると、もう少し気温が高くなってくると蒸れてくるのかもしれませんが…
それと、サスペンダーはしっかり調整していればズレることもなく、また、ウェーダー自体も軽いので肩が凝るようなこともありませんでした。
3万円以上のウェーダーだと、もっと快適なのかもしれませんが、ウェーダーを消耗品と考えるとこれくらいがいいのかもしれません。
それに、高いのを使ってしまうと、安物に戻れなくなってしまいそうなので…(笑)
まだ1回だけですが、今シーズン使って様子を見ようと思います。
けど、釣行回数が少ないので、あまり参考になりそうにもありませんが…

今シーズン初渓流で、しかも1日の釣行で6匹のアマゴに出会えたのは自己記録更新です!