パルコン旅行記

☆マイホーム建築への道のりとパルコンでの生活
(番外編を含む第1章~第5章)
☆寄り道日記

こうなったら、ブレーカーを落とそう!

2011-05-13 07:22:58 | ちょっと寄り道=独り言=
 昨夜は独り、居間で寝ました。
寝室で眠るには、気が高ぶってしまい、どうにもなりませんでした。


 今朝、
「昨日は怒鳴ってごめんね…」と、夫が謝って来ました。

その場を丸く収めたくて謝ったのか、
手っ取り早く“嫌な雰囲気”から逃れたかったのか、
何がどう「ごめん」なのか、分からないので、
私としては、返事のしようがありません。

また、
今回の事は、私としては全く理解が出来ておらず、
「良いよ」「私も悪かった」…という様な“円満な言葉”が
軽く口に出せる状態では無いのです。


 出勤時、
付け回す用に、何度も謝って来る夫に、言いました。
「(会社から)帰ってきたら、首吊って死んでるかもしれんで。」

まぁ、本当に、そのくらいショックな出来事でした。

 昨晩は、居間の毛布に包まり、
折角死ぬなら、世の中の役に立ちたいな…、ドナーバンクへの手続きや、
検体なんかにも使って貰いたいし…、などと考えていたら、
安易に死ねないな…という所にたどり着きました。
…結局私は、冷たいくらい冷静な性格なのです。


 その後は、更に冷静に考えました。

「節電」により「正義」を主張するなら、
関東の街灯が消されている様に、
我が家も、門灯やポーチの照明を点けるのを止めよう!
2階は寝るだけだし、トイレだって1階のを使えば良い!
1階だって、水周りとキッチン以外は、電気を使わずに済む!

そう考えると、最も良いのは、
もれなく“ブレーカー”を落とす事…となります

で、
今日から、どんどん、ブレーカーを落とす事にしました!
もちろん、パソコンだって、TVだって、ブルーレイだって、
キッチンと水回り以外は、何もかもの電源が落ちます!

 「節電」による「正義」です!


 でも…、
果たしてこれがどれだけ「節電」に繋がるか…。
使っていない家電に対し、更に「待機電力」を節約しても…。

第一、
コンセントを抜いたり差したり…、
電源を入れたり落としたりする事…って、
電化製品の故障に繋がると言う説もある中、
これは、本当にECOなのでしょうか?

故障したら買い替えれば良い!…と言うかもしれないけれど、
製品が作られるまでの、資材や電力やコストを考えると、
どこまで本当のECOなんだか、全く説得力が感じられません。


 まぁ、良いです。
とにかく、ブレーカーからバンバン電源を落とし「節電」をしたら、
こんな私でも「良き国民」「良き妻」になれる事でしょう。

さ…。 節電節電。
今後は、「良き国民」「良き妻」である為に、
パソコンも週1程度しか開かないかもしれません


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パソコンと凶暴化したゾウ

2011-05-13 00:10:33 | ちょっと寄り道=独り言=
「コノヤロー」  バンッ

突然凶暴になったゾウの如く、旦那サンが食卓テーブルを叩いた。
食器が1㎝くらい宙に浮く勢いで、叩いた。

発端は、「パソコンの電源を落とす事」について、
互いの意見の食い違いと、根本的な立ち位置の違い…からだった。


「これから毎回パソコンをシャットダウンしよう。
 コンセントも抜こう。(節電の為に)」
「パソコンの電源を落としたくらいじゃ、大した節電にならないし、
 あまり意味の無い事だと思うけど…。やりたいならやって。」
「何それ。ずいぶん偉そうな態度だな。(荒声)」
「だって、パソコンの待機電力なんて微々たるものじゃん。」
「今、どういう時か分かってるの? 日本中が大変なのに、 
 被災した人を気の毒がっている人の言葉とは思えない。」
「ここは電力不足してないし、その程度の節電じゃ意味無いよ。
 エアコンや便座とか、熱を使う家電なら別だけど、パソコンなんて。」
「だったら、そういう家電も切れば良いじゃん。
 パソコンなんて…って言うけれど、日本中の一人一人が切れば、
 どれだけの貢献になるか考えた事ある? 一人1円分だったとして、
 全ての人が実行したらどれだけになると思ってるの?
 世の中が、協力しようという動きをしているのに、
 どうして従えない訳? 俺には信じられん!」
「だったら喫煙と一緒じゃん。有害な煙草を止めようという
 世の中の動きに、従えないのと一緒じゃん。」

 私が「そうしよう」と言わない事…に腹を立てている中、
問題をすり替えた(私的には、別の観点から分かりやすく説明した)事…に、
旦那サンは、酷く腹を立て、食卓を拳でドカンと殴りつけたのだ。

…正直、びっくりして泣きそうだった。
だけど、泣いている場合ではないかもしれない。
この先どういった展開が繰り広げられるのか…
いつもは温厚なハズの人間が、豹変したら、
次は殴られるのだろうか…と、身構える事も必要だ。


 何度も「コノヤロー」「ふざけんな」と叫びながら、食卓を叩く夫。
…これが、世間で言われる「DV」…ってヤツだろうか?
漠然とそう思いながら、頭の中を色んな事が駆け巡った。


 でも…
 いくら怖くても…

やっぱり「パソコンの節電如き」…と思ってしまう。
元々、ECO設定で、勝手に切れるパソコンだし、
自分の知識としては、パソコンの待機電力なんて大した事無い。

「パソコン」「パソコン」と言う前に、
もっと効率の良い、もっと電力を食うモノ…、
に対する節電を提案してくれていたら、「そうだね」と言えた。

そして、次のステップとしての「パソコン」だったら、
「やりましょう!」と言えた。


 何で突然「パソコン」なのか… さっぱり分からない。
 机をぶっ叩いて大声で怒鳴る様な事なのか… さっぱり分からない。

 本当に分からない。
 凶暴化したゾウにしか見えない。


…私って、非国民かなぁ?
…パソコンって、何よりも節電すべき?

そうだとしたら、心を改めるし、
パソコンだって、コンセント抜いて、週1回使うだけにするよ。


 凶暴化したゾウ…は怖い。
旦那サンとは、当分顔を合わせたくない。


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