フランス在住の孫がこの9月から中学校(コレージュ)に入学した
日本で言うと この時期は未だ小学校5年生の年齢だ…
初等教育(エコール)5年間を終了した彼女は中等教育に移ったわけだ
中等教育は前期4年間(コレージュ)と後期3年間(リセ)に分けられる
リセは日本で言う高校に当たるが 入学試験はない※
義務教育は日本で言う幼稚園3年 小学校5年 中学校4年である
後期中等教育(高校)に入る前に卒業試験に当たる全国統一試験があるが難易度は低い※
前期中等教育(中学校)の3年時には職業体験があり自分で探して1週間の研修を受ける
後日発表会があり成績化されるとのこと(今では日本の中学でも職業体験学習があるが)
さて小学校が終わった彼女にとって大きな変化は一人での通学である
小学校までは親(あるいはその代替者)が付き添わなければならなかった
もっとも今までより学校までの距離はおよそ半分強程になり楽にはなったようだ
日本と大きく異なるのは小学校の卒業式もなかったし中学校の入学式もない
親は最初の日こそ校門まで付き添うが後は子ども自身で行動することに
そこで何が行われたのかはその日のうちにインターネットを通じて流される
私も見せてもらったが 上級生たちが歓迎の合唱などで迎えてくれていた
なんと彼女の最初の登校(日本で言う入学の日)は午後3時過ぎだったようだ
おそらく上級生たちはそれまでの間に合唱練習などをしていたのだろう
日本の学校の様に行事のために時間をたくさん取ることはしないだろうから
それにしても彼女はもう中学生!
時の経つのは早いものだ・・・
-S.S-