郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

ゴミ問題の本質は?

2024年09月26日 | 日記
今日、いわゆる「学習指導要領のエージェント(『指導主事』のこと)」が、来て、
「児童に、昨今のゴミ問題をどう考えさせるか?」
などと、エセ環境教育の話をたくさんしていきました。


私たちの勤務終了時間までに、帰っていったので、追求はしませんでしたが。



ゴミ問題の「本質」は、私たち「人類」が、「再生不能なゴミ」(簡単にいえば、「最終処分場」に送られているゴミが出続けている状況)を存在させてしまっており、それは減ることなく、今現在ずっと増加し続けていることに対する周知への「甘さ」だと私は考えます。


理想の「ゴミの最終処分」の結果は、「完全な再生使用、または自然への還元」だと考えます。

しかし、「最終処分=誰も手がつけられない状態。」に、多くの人が「それでよし。」と「考えて」います。

こういう話をすると、大抵の教師は
「そう言うのなら、お前(K.O)がなんとかしたらいい。」

と言います。


(そういう発言をすること自体、その教師は「教育の可能性」を否定しているので、私から見たら、「ああ、この人は、子ども達の方を向いていないんだな。」となります。)


子ども達に考えさせるとしたら、

「今現在、昔に比べて、再生や自然も還元もできている。しかし、それでも、なお、『再生不能』なゴミも存在しているし、増え続けている。今の科学者達も、その問題について、真剣に取り組んでいる。将来、「再生不能」が「再生可能」になる日が来てほしい。」

ここまで、現状をしっかり伝えて、考えさせるべきだと思うのですが・・・。



※個人的には、いつか「核のゴミ」だって、自然に還元させられる方法が生み出されたら、と願っています。

古い映画ですが、「バック、トゥ、ザ、ヒューチャー 1」の中で、主人公が過去に戻るときは「プルトニウム」、現在に戻るときは「稲妻」、そして未来に向かうときは「生ごみ」でマシンの機能を動かしていたシーンが印象深いです。

今、考えると、環境問題に対するメッセージのシーンだったと思います。




-K.O-

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