よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

仕分けと精査

2009-11-18 10:20:03 | とりとめもなく

 概算要求仕分け作業の前半が終了し、新たな隠れも発覚し、市町村では不正経理も見つかっている。
全てが悪い訳では無いだろうが、基本的にシステムの悪さもあり、正しくはない流用となってしまう。

全ての税金の使われ方を調査すれば、多分多くの無駄が見つかり、増税でしのいできた予算が見直される事になるのだろうが、何処までメスが入るかが疑問でもある。
結局、このような日本を作り上げたのは、国民に雇われた人達が、国の為に働くという意識が薄らぎ、組織の得や自らの得を考えるようになったからに他ならない。

面倒な仕事は一括下請けをさせ、余った金はプ~ルさせ、遊びの金や会食へと消えていった税金は計り知れない金額になるかも知れないのだ!
結局、国も、会社も意識の持ちようでその中身は大きく違ってくる。

住まいづくりにおいても、同じ事が考えられ個人が、業者から提出された内容を誰かが仕分けし、その先の精査をし無駄を無くさなければ、分からないまま品質に見合った予算ではなく、多額の無駄も含まれた建設費を支払う結果となってしまう。