よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

はたん

2009-12-07 09:15:19 | とりとめもなく

 本年度は住宅の競売物件が過去最高となったそうな!
終身雇用は過去のものとなり、時代が進み企業の生き残りをかけた生存競争のなかで、私達労働者は寒い冬を迎え、今後この状況はますます深刻な事態となっていくことは間違いない。

25~30年の住宅ロ-ンは今後見通せなくなり、貸す側も借りる側も慎重に考えなければ、”今は苦しくとも、先で収入がふえるから”といったような、見込み計算は出来なくなり、逆に収入が減っても支払っていける事も想定に入れなければならない時代となった。

そこで、まず考えなければならないのは、このブログを通して書いてきた事なのですが、安い家を買うのじゃなく、
無駄を無くした家を建てることを考えなければ、結局無駄な資金を支払い要望を満たす為に高い建設資金を支払わなければならなくなってしまう。
私達国民は、集団心理に乗りやすいと言われているが、もうそろそろ自分を守るため、集団の中から抜け出し、自らを守る手立てへと方向を考え、その手段を見極めなければならない時代へと来ている。

みんなが、良いと言うからとか、知人がそこで建てたからと言ったようなきっかけで業者を決めてしまうのが日本には特に多く、金額と内容を査定した上で決めるケ-スは少ない、世界的にみても、高額な住まいであり、高額ではあっても、品質は金額に見合った内容とは言えない。

高度成長期の中で出来上がった無駄が、今日本の財政を圧迫し、我々への税金へと跳ね返ている。
一度作り上げた無駄は簡単に取り去る事は出来ず、負担は続く事となる。
個人の財政においても同じ事が言え、一度作り上げてしまった家は後戻りは出来ず、無駄に気付かなまま住み続けるのがいいのかも知れない。  

 

 HP・・・・・・・・・・http://danarchitect.web.fc2.com/