2009年もあと一日で閉じる事となり、新しい年がはじまる。
この一年を振り返ると、今までにない不況を感じ、不景気一色の一年を見せつけられ、国民は意識を変えるべく新しい政権に国を預けた。
新しい政権になり、霞ヶ関が翻弄され、その配下にある法人4000余りの中の無駄金のほんの一部ではあるが、それを知ることが出来た。
国はデフレ傾向にあると認め、デフレで不景気に落ち込むのは世界初だとか?
物が売れない、売れないから価格を下げるのだろうが、今、日本は色んな物を既に手にし、中国やインドのような途上国のような購買意欲はあまり無く、家電や車などは買い換え需要に過ぎない。
価格を下げただけでは購買意欲を起こさせる事にはならず、むしろ企業が利益を割り込み、結局はそのことにより、スパイラル化し、ますます景気は悪くなっていく事になる。
新しい商品を生み出さない限り、日本の購買意欲は沸かないだろう。
この不景気を抜け出すには長い時間が必要かも知れない。