よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

とりとめもなく

2011-01-11 08:43:03 | とりとめもなく

毎朝ニュ-スをみながら一日が始まる。
コ-ヒ-をたて、パンを焼き、朝食をとりながら「8時またぎ」を。

不況、不況と報道される中、タイガ-マスクの話題でにぎわい、連鎖的に広がっているようだ。
本来は報道されるから広がるのではなく、そんなことは関係のないところで
善意が広がればそれが本当の人を思う優しさなのだろうが、疑問を持ちながらも
どのような形であれ善意であることは間違いない。

ア-バンエステイトが36億円の負債で倒産したとか、300万円の値引きの為に
800万円を支払ってその権利を買うという常識で考えればおかしい話ではあるが
建てる側としてみれば非常識ではあっても、おかしいと思いながらも値引き条件に乗ってしまったのかもしれない。

保障があるからと、乗ってしまう安易さは日本人の弱さにあり、
殆どが未着工のまま多額な着手金を支払い、2000万円も支払い、基礎すら出来ていない状態での倒産で夢は一瞬に消えてしまい、高い夢だけを買ったことになってしまった人もいるようだ。

今後この不況の中、施工業者の倒産は増えることは予測でき、それを守るのは保障ではなく、理屈にあったものづくりを見極め、施工業者と直接交渉しないで、プロと交渉するにはプロを立て進めることが自分を守ることに繋がる。
単純に安くなる住まいづくりを考え、結局多額の損害を背負うこととなってしまった今回の事件は、わが身を守れない方向に向かった結果だと言えるのかもしれない。