よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

さて!

2011-07-19 08:22:15 | とりとめもなく

 皆様、3連休いかがでしたか?・・雨もあり、観光にはいささか
障害になったことと思います。

こちら、川に流れ着いていた3本の巨大な流木、雨があがれば取りに行こうと思って今朝台風のこともあって、5時に紀の川に行ったところ
昨日の雨で、水没。
なんだ~~~~~ぁ!
なんでこんなに水が多いんじゃ~~~ぁ!
て、事でせっかくのストーブの薪が・・・。

なでしこジャパンは強豪アメリカをくだし優勝!
セシウムは牛肉から発見され、原発事故は日本全国に広がっている。

巨大台風は、いよいよ近畿地方にも上陸しそうな進路予測。
955hPaの巨大な勢力。

デッキの屋根を補強しなければ!


求める強さ

2011-07-18 12:32:00 | とりとめもなく

 金平永二、平成のブラックジャックと世界から賞賛される外科医。
彼が過去に大きなミスを犯した事があるという。

手術中に健康な臓器に傷をつけてしまい、その後患者は臓器を失う事となったと言う。
彼は、その患者に対し自分のミスを正直に話し謝った。
患者は「貴方の全てを受け入れ 手術をお願いしたのだから、
正直に言ってくれたことが嬉しい」と逆に励まされたと言う。

人は、死に向き合った時、邪念や欲や恨みを自分の心の中から
消し去り穏やかな心で人と向き合う事が出来る。

命が危険にさらされた時、人は1%の可能性にさえ賭ける勇気を持つ事が出来るのだろう。

人を信じようとする想いが先にたち、素直にその医師の言葉を聞き
素直に従う心が生まれるのだろう。

人間、疑うことから始めるか、信じることから始めるかによって、その人の人生は大きく変わる場合がある。
多くのひとは「もし こうなったら?」・・・と”たら”を多くつかう。
私はいつも 魚のタラは食えるが、言葉のたらは食えん!
と言う。

食えない”たら”をいっぱい並べ、結局自分で扉を閉ざしてしまう。
まず前に進むには、信じられる事を積み上げ、信じられない事を
引けばいい。
信じられないこと、つまり”たら”で固めてしまうと、信じることを失ってしまう。

信じられる人を探すより、信じることのできる自分を探すべきなのだろう。

 


夢の扉

2011-07-17 18:55:53 | とりとめもなく

 金平永二、平成のブラックジャックと言われている外科医。
ヘソから内視鏡を入れ傷を残さない手術をするという。

正に日本の器用さと手術の概念を捨て、枠の中でしか考えない
思考回路から抜け出し、新しい道を切り開いていけるエネルギーをもった人なのだろう。

安定した大学病院を止め、一人でも多くの人を救いたいと、
ホームページをつくり、病気で苦しんでいる患者に呼びかけたところ
手術の以来が殺到したという。

メールで患者とやり取りをし、要請があれば手術を受ける、正に平成のブラックジャック。・・・
http://www.souka-hp.jp/member/member_kanehira.php

人は使命感を持ったとき、欲を選ばず人のために役にたちたいと思う心が生まれ、穏やかな心で受け入れる事が出来る。


腐れ縁

2011-07-16 14:17:01 | 物づくり

 仕事を依頼され、それをこなすばかりが仕事ではなく、時には思いとどまらせる助言もしなければならない。

今回、依頼者であるK様、エステの店舗を出店させたいと見つけ出した
貸店舗、45坪程度の広さをもち、店舗改装のプランを書き、予算を工務店に依頼。

650万円の見積書が届いたが、「こんなにはかからんだろう!」・・と
予算を修正したところ、450万円にまで調整できたが、予算は300万円程度、水槽をやめても400万円。

N様が別の貸店舗で家賃は高いが、内装はやり直してもらえるという物件が見つかったらしく、どうしようと相談も含めて昨日来店。
お薦めしたのは「初期投資が掛かりすぎるため、今回の出店は少し家賃はたかくとも、設備投資の少ない方に」
とおすすめした。

N様のおかあさんが営業されていた喫茶店にお茶を飲みに入ったのがきっかけで、親子二代のお付き合いがはじまり、これは腐れ縁と言ってもいいかもしれない。




進化するデッキ

2011-07-16 09:00:09 | 物づくり

西日対策のすだれ。
思ったより見通しが良すぎ、西日軽減率50%程度にしかならないが、
まあ一個600円程度、返品するのも気が引ける。
デザインとしては申し分ないが、すけすけだ!・・・(笑)
 

道路のドライバ-からの目線は十分さえぎることが出来るのと
雨の吹き降りはさえぎることは可能。

とにかく南に面したデッキではあるが、涼しく事務所の中よりも
格段に涼しく、お客さもとの打ち合わせもこなせるほど。

今年は、原発事故を受け節電をしようと、事務所もク-ラ-を控え
過ごしている。
今年完成したN邸も、新居で厳しい夏を迎えることになる、
殆どク-ラ-を入れないという奥様、ならばこちらも挑戦してみようと
頑張っている。

事務所室温は29度~30度、西と東の窓をあけると、涼しい風が通り抜ける。
今日は無風状態で室温は9時20分現在で30.1、度湿度55%天井ファンを
回す事により体感温度は変わってくる。

夜は天窓に網戸をつけた事により 扇風機も不要。
まだ寝苦しい夜は経験していない。

 


進む道

2011-07-15 07:52:56 | とりとめもなく

” 急がば廻れ”と言う言葉がある、危険を冒して進まず、考えて考えて進みなさいと言う事だが、電力供給手段を選択する際、果たして
考えたのだろうか?

人間の欲が優先され、それに便乗しようとした人たちが道を急いでしまった結果原発事故を引き起こしたのだ。
誘致をした50余りの原発地域、”安全ですから”を信じたのではなく、
信じたかったのだろう。

信じる事でその地域の生活が改善され、多くの補助金が国から降りてくることに 信じたいから信じるとなってしまった。
原子力は我々の知識の中で殆どの大人はその怖さは知っていたはず。

広島に原爆を経験した人さえまだ残っており、被爆で苦しんで亡くなった家族もその怖さを知っていた筈。
しかし時はその記憶を少しずつ薄れさせ、過去としてとらえてしまい
恐さは知識の中にあっても、現実の利便性や、目先の欲に負けてしまい道を急いでしまう。

今回の原発事故は 安全神話をでっち上げた電力会社、それに
載ってしまった政治家、「国が安全と言うのだから」と載ってしまった
我々国民、すべてにその責任があり、日本の試練と捕えなければならないのだろう。


夕暮れ

2011-07-14 22:38:01 | とりとめもなく

 暑さ対策。
ワンの散歩は日の出と夕暮れ。
今朝も4時半起き。

日の出とともに散歩に出かけ、日の入りとともの散歩に出かける。
川べりは涼しく、水の冷たさを風が運んでくる。


 モカは風の運ぶ冷たさでは満足できないのか、
川につくといきなりダイビング。


 7時過ぎの月明かり。
月にピントをあわせたが遠すぎてうまくあってくれない。


目覚め

2011-07-14 07:41:41 | とりとめもなく

 節電の夏、これは、私達日本にとっての試練かも知れない。
節電にだけに留まらず、その先を思い、原発の問題、国の置かれてる
今の現状、その想いを自分のなかで広げたとき、何かが見え、
私たちが今まで受け身で過ごした事、他県で原発の有無で混乱しているとき、どこか傍観者的な見方しかしなかった自分。

「私達には関係のないこと」と、どこか無関係だと思ってしまっていたこと。
しかし今、遠く離れた東日本で起きたことが日本を揺り動かしている。
政治家達は国民の想いと離れたところで動き、国民はそれを諦めの眼で見ている。

終戦の日本に何もなくなった時、官僚達が動き、政治家が動き、
国民が動き、世界も驚く復興を遂げた。
しかし、私たちは過去の教訓を手本にできず、過去から学ぶことに気づかず、現状をうれい、誰かの責任にしようとしている。

この震災が私たちの目覚めの時にしなければならず、日本が一つになり、損得を考えない進む道を考えなければならないのだろう。

人任せにしない意識を持ち、誰かに守ってもらうのだという意識を捨て
国民一人一人が自らが守る術を考えていた過去の日本に目覚める時にしなければならない。


早朝

2011-07-13 07:28:07 | とりとめもなく

 暑くなれば散歩も大変!
今日はすがすがしい空気の中で散歩させてやろうと、朝5時起きをし
彼女等を紀ノ川の河原へ


 二匹の犬にとってここは自由に走れ回れるグランド
朝の光を浴び、テンションもあがる。

 フリスビ-を連発したせいで疲れたのか、へろへろ顔。
疲れれば水のなかで体を冷やすモカ
それに比べ、さくらは水はあまり好まず、自ら水の中で体を冷やす術は
知らないのかもしれない。


 川で疲れたあと、なおジ-プに併走させ走らせる。

 


今日のメニュ-

2011-07-12 13:25:22 | 料理

 朝食は相変わらず優雅にデッキでいただく。
朝の風が涼しく、二匹の犬達もここでの食事を覚えてしまったようだ!
もっぱら、パンの耳だが、彼女等にはそんなことは関係なく、口に入れば満足!
パンにはムロママの手作りの梅ジャムを使い、バタ-、はちみつ、梅ジャムをブレンド。
なかなかうんめ~ぇよ!

 ランチは本来私の好きな和食。
サンマはいささか鮮度がよくない!・・・イズミヤに苦言をもうしあげなければ!
で・・新ゴボウとベ-コンのキンピラ、じゃこ玉、熟成味噌を使った味噌汁でした。

カロリ-OK?


H邸プラン

2011-07-12 08:07:30 | H邸

 H邸プランが煮詰まってきた。
耐震性を強化し、断熱性をも強化し、安全でかつ過ごしやすい
住まいを作りたいと願うのは、私達設計者も、施主様も同じ思い。

     
毎回の事ではあるが、予算の中に収める為、施工業者と
お施主様と私達設計者の想いを同じにし、予算軽減の為
知恵を出しあわなければならない。

無駄をなくし、品質を落とさず夢に近づけるのが私達の仕事。
予算的に無理であれば、面積を縮小させてもいいとの電話が
奥様より伝えられたが、とにかく予算内に収める努力をしましょうと
伝え、これから施工業者、各職人を呼び寄せ
知恵を出しあう事になる。


日本を考える

2011-07-11 06:10:33 | とりとめもなく

 今の日本、国も各都道府県も多くの借金をかかえ、国債は1000兆円
まで膨れ借金地獄の中にある。
地方の借金「地方債」を加えれば日本の借金はいったいいくらになるんだろう?

多くの無駄があり、その無駄を見逃し、国や地方や、官僚達は、
団塊の世代と言われる多くの労働者の稼ぎ出す税金をあぶく銭のように使い、箱物を作り、橋を作り、高速道路を作り、官僚達は定年後の生活を安定させようと天下り先を確保する為法人をいっぱい作った。

作り上げたものを壊すことが出来ない物もあるが、この先無駄をなくすために止める事が出来るものもあるが、民主党がこの無駄に手をつけたが、結局官僚の力に及ばず彼らの思うがままの国会に約戻りしてしまったようだ。

法人の問題もいつの間にか議論されなくなり、メディアも取り上げなくなってしまい、東日本の震災が官僚達にとっては息抜きになっているのかも知れない。

震災復興資金に必要な財源を消費税でまかなおうとしている事は間違いない、しかし今の日本経済を考えた時、我々の生活にはこの時期の消費税の負担は大きく、多分日本経済は落ち込む事は間違いなく、
また負のスパイラルに巻き込まれてしまうだろう。

もう政治家に任せておくことはできない、私達国民が直接政治家を動かす術を作らなければならない。
国民の意思をまとめ、国民の意思の実行を政治家にさせ、

官僚達、政治家たちが、自分の都合のいい方向に進められない
よう、ジャッジできる目を持つには、この時代の道具、ネットを使い、
日本の政治を変える事が出来るのではないかと思っている。

フェイスブック、ツイッタ-、ブログを使って発信し、少しでも日本の意識を変える事が出来ればいいと思っている。


ランニングコスト

2011-07-09 09:23:03 | 住まいづくり

 さて!・・皆様下の表の数値を読み取る事ができるでしょうか?
これはN邸の2008年~2011年6月までのランニングコストを
N様の家計簿から抜粋し表にまとめてくれた実際の生活費の一部です。

家計簿をつけている事自体”凄い!”・・・と思いますが、
このデ-タ-をもとに、今年一年間を比較していきたいと思っています。
建物へのこだわりは、いろんなところに気を配り、「あぁ!・・建ててよかった!」
と思って頂きたいものです。

住むからにその良さがわかってくる、そんな家を作っていきたいと
常々思っています。

 新居に引っ越されたのが2011年4月。 5月まで外部の工事があったので
工事用の使用量が加算されている為に比較にはなりませんが、
6月からは通常の生活ですから、過去3年間との比較では平均15,403円
の光熱費を支払っていましたが、今年の6月は7,796円で50.6%の
節約ができたということになります。

工事費用の無駄も節約しなければなりませんが、日々のランニングコスト
も真剣に考え、機械に頼らない住環境を考えなければいい住まいとは
言えないのでしょう。


建物の温度

2011-07-08 09:27:34 | 住まいづくりの進め方、考え方

 今年も厳しい猛暑となりそうな夏。
原発の事故も絡み、節電も考えなければならない。
いままで私たちは暑ければク-ラ-を入れればいいと簡単に考えていたが
今年の夏はそうもいかなくなりそうだ。

私はもう一度日本の気候に立ち返り、夏や冬を根本的に考えるいい機会ではないかと
思っている。

今年はまだ本格的にク-ラ-を動かしていない。
ク-ラ-無しでどこまで我慢しなければならないかを体感する為でもある。
現在の事務所は30度、東から風が入り蒸し暑さは感じない。

机に座ってブログを書いているが、汗が出るほどでもない。
先週の日曜日にN邸にデジタル温度計を設置させていただいた。

一年間の室温デ-タ-をこの事務所とも比較しながら
電気代、水道代のランニングコストと室温の温度とを見比べ
N邸の一年間の住宅環境をまとめたいと思っています。


  この温度計は優れもので、一年間30分ごとの温度を記録し
複数の情報を一つのグラフに表示することが出来る。
多分、多くの施工業者は「うちの住まいは 断熱完璧ですから!」
と言うだろうが、どれだけ完璧なのか言葉だけでは分からない。


 室内温度だけでは読み切れないのが体感温度。
気温は高いが涼しく感じられる場合があり、それは室内に如何に風を通すか
によって変わってくる。
設計には間取りの良さも必要ですが、風の設計も含めて考えなければならない。

断熱がすべてではなく、いかに体感温度を下げるかがランニングコストダウンに
繋がり、節電が可能となる。