よく分かる 住まいづくり・・(檀建築コンサルタント)

私達の考える住まいは、住まいづくりの原価を探り、無駄のない資金で、遊び心のある家を作る事。

ハ-ネス

2011-07-07 07:24:40 | 物づくり

 やっとおそろいのハ-ネスが完成しました。
モカと同じ色の帯ですが、金具の幅が狭く、幅をカットし、ほつれ防止にミシンをかけたのですが、突然動かなくなり修理に出した。

どうも私とミシンは相性が良くないようです・・・(笑)
さくらは縄抜けが得意なのか、首輪だと時々得意の縄抜けを披露し
どこかに逃亡する為、ハ-ネスを作らなければと思っていた。

ペットショップに行けばいろんな種類や色のハ-ネスは売られているが
自分で作ることで丈夫で水にも強い生地を選んで作ることが、
物づくりの価値だともいえる。

今の時代、お金を出せばほとんどの物が手に入る。
便利な時代にはなったのだろうが、物づくりの習慣が薄れ、
ますます物を作りだすことを忘れ、手っ取り早くできたものを買ってしまう。

最近気になっているのは、ス-パ-の惣菜売り場には、多くの料理された
食品が並び、若い主婦たちが買い求めているのを見るにつけ、
「おふくろの味」は、今や「ス-パ-の味」となってしまうかもしれない。

家づくりにおいても、今や出来あいの既製品を張り付け
組み立てる家づくりが主流となりつつあり、ノミを研ぐことのできない
職人でも通用する。

ホ-ムセンタ-で売られている替え刃のノコギリさえあれば
”家が建つ”のが現実になっている。




2011-07-06 08:19:58 | とりとめもなく

早朝6時、各家庭では主婦は朝食を作り、子供を起こし、
学校に送り出す。
朝の奮闘を思いながらデッキで優雅に朝食をとる。

外気温27度、さわやかな風が吹き、空気は澄み、至福の時間だともいえる。
二匹のワンちゃんの為に作ろうと思ったデッキだが、
出来てみるとなかなかの価値がある。

デッキだけでは夏は暑くて使えないが、屋根と日よけを作ることによって
その価値は違ってくる。
日中でもデッキのほうが涼しく、体感温度が違う。

 


少しの工夫で物の価値は違い、快適な気分にさせてくれる場所が出来る。
雨の日は、雨音を感じながら過ごすのもまたいいものだ。


朝の陽射しは柔らかく、西日の強烈さとは違い
陽射しが心地よくも感じられる。


せっかく生まれて来た二匹の命。
彼女らは他の犬と比較することはできないだろうが、
安心と、安堵と快適さを与えてあげられるのは飼い主。

二匹が命を閉じる時、「あぁ!・・ここに飼われてよかった!」
とは思わないだろうが、いっぱいの楽しい時間と楽しい場所を
与えてあげたいと思っている。


時間に追われながら生活していると
あまり周りの風景を気にする時間さえない。

ゆったりとした、時の流れの中に身を置いた時
改めて「なかなかいい場所に住んでいるんだ!」と
感じる時間も必要なのでしょう。

この地にきて、もうすぐ15年になるが
ログハウスは進化し続け、飽きない時を過ごしている。

 


本日

2011-07-05 14:42:26 | 料理

 今日のランチはミョウガの葉っぱと、名前は?(おや?)わすれたし。
のかき揚げと、牛筋丼。


ミョウガの葉は繊維方向と直角にみじん切りにしなければ、繊維が多くて
食べにくいのでご注意を、 何年か前、田舎で発見した料理法、美味しいぞ!


モカちゃんの食後の運動、娘の膝の上に強制的に寝かされ
腹筋の重しになたり、フリスビ-を頭にかぶらされたり、上のように
隠し物に使われたり、まあよく耐えている。

 


N邸訪問

2011-07-04 17:57:39 | 住まいづくり

 本日室内デジタル温度計設置の為N邸訪問。
それと、ついでにカ-テンフックを取り付ける為。
もう一つは、私の訪問を待っていてくれる彼女(しのちゃん)に
逢いに行くためと、いろいろな楽しみを持ってご訪問。

照れ屋のしのちゃん、3歳。
行く予定がずれた日には、おかあせさんに電話しろと
ぐずるらしい・・(笑い)

実はデジタル温度計を2個N邸に設置し、一階と二階のク-ラ-を使っていない時の温度差を知りたくて分けて計測した結果、驚くなかれ
温度差は1度しかない!

普通は、階段を上がって行く途中で温度差が分かるが、断熱をしっかり
使った家は変化が殆ど感じられない。

断熱が効いてない家は多分5~6度の温度差が発生するが、
N邸は1度とその差は少ない。
今回、本格的に計測するのが初めてなので、結果が楽しみですが
以前暮らしていた奈良の住まいは、夏の電気代金が月12000円と
ガス代金が8000円程度支払っていたらしいが、今年新居の6月のランニングコストは7000円だったそうです!

ということは・・三分の一のランニングコストで済んでいると言う結果になります。
多分、冬はもっと大きな金額差がでるでしょう!

奈良で住んでいた時の一年間のランニングコストと、これから計測する新居のランニングコストを比較した表は一年後に発表いたしますので
ご期待くださいませ。

併せて、建物の建設費用も分かりやすく分析いたします。
N邸のお友達が新居訪問に伺うそうです。

その中に既に建てている人が「うちの家造り失敗した」とN邸を見て
言うそうです!
建ててしまってから家造りの失敗に気付いてもどうすることも出来ません。
失敗する前に、貪欲に良い物を追い求めなければせっかく投資した
多くの建設資金もさることながら、自慢するところが無い、クロスと新建材だらけの家で長い間暮らさなければならないのは、可愛そうに
思うのですが!

諦めずに是非追い求めていただきたい!
必ず、本当にいい家を作ってあげたいと思っている人に巡り合うことが
できます。


住まい作りの意識

2011-07-04 07:48:20 | 住まいづくり

 東日本の仮設住宅にも問題が続発しているようだ。
国は自分達の都合で業者に丸投げをし、受けた企業は工期もさることながら儲けるため工事も仮設だからとずさんな工事となっている。

考えれば、東日本大きな予算を投入するが、問題はここに群がる企業や、この復興で私服を肥やそうともくろみを持った政治家が群がる事。

震災で、ずたずたになった東日本の人達に対し、松本震災復興大臣は
何を勘違いしているのか、思い上がっているのか、命令口調で頭ごなしに上から目線の指示を出したのが今後問題になるだろう。

結局、この人がたまたま言葉に出したのだろうが、多くの政治家は自分は選ばれた人だと思い込んでいる議員達が多い事は確かな事。

自分の使命を感じ、誰かの役にたつ心を持ってすれば、もっと
心の通った物を作る事が出来る筈が、政治家達はいまだに意識を変えようとはせず、今まで通りのやり方で国を治めようと考えている。

私達が手がける 「住まいづくり」も同じ事が言え、少しの意識の違いで
お客様に満足してもらえない物になってしまう。

自分の事を優先する場合と、クライアントの事を優先して作る場合とでは発想も違い、当然価値も違ってくる。

基本は ”同じ目線”が必要であり、議員が特別な人でも無く、
総理大臣が 偉い人でもない。
大臣も肩書き取れば ただの人!

人それぞれには大なり、小なり役目があり、特に選ばれた人は
その役目がはっきりしており、その役目を自分に課せられた使命だと考え、その意識をしっかり持って向かえば、政界も企業も、しいては
地域もそして家庭も心地よい心の環境を作る事が出来るのだろう。


依頼品

2011-07-02 09:40:15 | 物づくり

一年前か?・・・頼まれていた看板。
依頼者とは長いお付き合いをさせていただいている。
20年も前になるだろうか?
ぼろい喫茶店に入ったのが出会いの始まり。
それから何年か経って住まいを立て替えることになり、
二階は住居で一階は喫茶店にしたのだった。

娘も若く、まだ独身で、その後結婚をし、娘の住まいも
設計させていただき、親子二代のつきあいが続いている。

 
この間「かんばんまだ~~ぁ?」・・と電話が入った。
一年も待ってもらったんだから、これは作らねばと、昨夜は
夜中2時までかかり出来上がったのがこれです。

看板屋ではないので、出来上がった時・・「でか!」。
ばあちゃんにはこの看板の出し入れは厳しいかな?
照明を組み込んだため、頭だけは取り外しが出来るようにしたのだが・・・。


本日のランチ

2011-07-01 13:15:11 | 料理

本日のランチは 栗カボチャ、人参のボイルにバジルソ-スを。
ウインナ-と鶏肉をバタ-炒めし トマトソソ-スを。
トマトソ-スは以前作り置きした物に、さらに手を加え、鶏肉に合うよう改良したもの。

 

 
今日は頑張って何品か作ってみた。
インゲンの胡麻和え、人参とカボチャをボイルした煮汁に牛乳と塩胡椒、
砂糖を加えたス-プ、ジャ-マンポテト。
それと、水茄子とキュウリのぬか漬けでした。


隠れている物、隠されている物

2011-07-01 08:07:34 | 料理

 隠れているものは、自分の目で見て見分けなければならないが、
隠されているものは目で見ても分からないようにしているため
見分けや分類が出来ず、その情報を信頼するしか手立てがない。

今回の原発においても多くの情報が隠され、隠しきれなくなって初めて
情報を公開する始末。
国会においてもしかりで、各地方の役所においても同じ事が言える。

なんで全てをオ-プンに出来ないのか?・・と何時も思っているが、
出来ない理由があるのだろう。

建築の中においても同じように、全てオ-プン化している請負業者、
あるいは設計者は少ない。

会社の規模が大きくなるにつれ隠さなければならない情報は
増え、その行き着くところが 今回の東電や国会や霞ヶ関の社会
のようになる。

預かった税金を自分達の私服を肥やす資金に流用し
宴会費用をひねり出し、健康器具を買い込み、研修費の名目
で海外の旅行費用に充て、まるで自分の財布のように考えている連中が
資金が足りなくなれば消費税を引き上げようとする。

私の事務所は15年前工務店に対し予算をすべてオ-プン化するように
お願いし、見積を原価で作成し、工務店経費も公開した。

オ-プンにした結果、駆け引きがなくなり、隠すものがなくなることにより
依頼者も設計者も施工業者も全てが住まい作りに神経を注げるようになり
工事費は安くなり、色んな工夫を考える事が出来、お施主様からは
”値切り”という言葉は全く聞かなくなり、施工業者も安心して
施工に力を注げるようになった。

少しの意識の変化により 物事は良い方向に進み、疑心暗鬼は消え
三者が同じ目線で物作りに集中出来るようになった。

国も、東電も、霞ヶ関も 全てをオ-プンにすれば
日本はもっと住みよい国になるだろうに。