テキスト主体

懐中電灯と双眼鏡と写真機を
テキスト主体で語ろうとする
(当然、その他についても、語ったりする)

連載:星空観望のお勧め 02

2012-05-09 19:46:15 | 連載:星空観望のお勧め
・・・星空観望の楽しさとは、何でしょうか。ワタシの考えを、順に述べます。


・見る楽しみ―きらめく星々、星雲、星団、星座、天の川、流星、彗星、月、人工衛星などなど、単純に見ることによってその美しさや興趣深い姿形、イベントを楽しむ

・知る楽しみ―全天の星空は、平面の本や写真、星座絵とは、スケール感、見え方の違う実際の星を知る、また星にまつわる様々な話題、伝承等を反芻して楽しむ

・カノープス等見えにくいとされている天体、あるいは肉眼では見えない星を、様々なデバイスを使って征服し(一夜での全惑星観望やメシエ天体制覇等)、またその結果、写真等を披露しあう、星々を自らのものにする楽しみ

・新しい天体を発見する!



などが有るかと思います。
視覚的な美の追究知的探求、好奇心の追究ハンターの心理開拓者の栄誉などと言い換えてもいいでしょう。

他にも、星見のロケーションや、同好の仲間とのコミュニケーションを楽しみにするのも大いにアリです。
どれかひとつでも、組み合わせても、楽しみ方には、それぞれワクワクするものがあります。

そう、星空観望は暗い夜に、暗い場所で、望遠鏡などを設置して、割とチマチマしたイメージがあるかもしれませんが、実は全く逆に、星見をしているヒトにとっては、胸躍る、興奮を伴う、ダイナミックな楽しみなのです。