なんで人間って、生きているんだろう?
誰に人間って、生かされてるんだろう?
ふとした時に、思い出す疑問。
なんか僕は、突き詰めて考えるのが好きらしくて、気になることを考え出したら、鉛筆削りから出したての鉛筆の先端みたいな所まで行って、その点にある『考え方』を確認して、それが自分に合うか見極める。
好きな音楽を流しながら東八道路を走っているときにはそんな事考えない。
でも、ふと家に帰ってきて、ウィスキーを舐めるように飲んでいると、思い出す。
なんで生きているのかな?って。
もしかしたら、誰かに生かされているだけなのかも知れない、なんてオカルトチックに考える日もある。
正直言って、『なんで生きているかも分らないのに、一生懸命生きられる訳がナイ』と言うのが僕の主張だ。
だって死んだら終わり、なんでしょう?
天国にお金を持っていって、死んでいるのに死ぬほど美女を買えたり、死んでいるのに死ぬほど旨いものを買えるなら、現世で頑張った意味がある。
地獄にお金を持っていって、業火に焼かれるのを現金で免除出来るんだろうか?
赤鬼に鉄の棒で脳みそを砕かれることを、100万円で回避出来るんだろうか???
別に、出来なくてもいい。
だって、死んでるんだもん。
人間の一生、って言うシステムは面白い。
死んだ先が誰にも分からないからだ。
もしかしたら、天国に行っても、地獄に落ちても、そこにはATMがあって、現金を好きな時に引き出して、死後をマンキツ出来るのかも知れない。
そんなバカげた事を真剣に信じられるなら、少しは頑張れる。
でも、仏教や、キリスト教が混在して、それに加えて悪しき宗教の影響か、「神様みたいな存在を肯定するのが、少し恥ずかしく思えるこの日本」に住んでいたら、大抵の人はそんな事を考えない。
「死んだら終わり」、それが常識だ。
そこで僕には、ループする疑問が戻ってくる。
「本当に死んだら終わりなのか?」と言うこと。
もし、終わりじゃないなら、この現世ってやつは、何の為にあるんだろう???
やっぱり、「死後の為」にあるんじゃないか?と思う。
死んだ後に、僕たちの本当の生活が始まるんじゃないだろうか?とか・・・
こんな話題を真面目に誰かとするのは恥ずかしくて、一人でウィスキーと話している位がちょうどいい。
ウィスキーが僕を諭すように言った、「天国に現金は持っていけないだろう?」
「勿論、持っていかないよ、天国に争いの原因を持ち込む気はないし、実際にそんな金はない。」
「じゃ、何を持っていくんだ?天国に何も持っていけないなら、何の為に人間をやっていたんだ?」
「根本的に間違っているよ、僕は天国には行けない、喜んで地獄に落ちるんだ、鬼さえ愛せる人間の愛を持ってね。」
グラスに注がれたウィスキーの最後の一口は、そう言った僕に飲み干され、無言のまま肯定を感じさせてくれた。
誰に人間って、生かされてるんだろう?
ふとした時に、思い出す疑問。
なんか僕は、突き詰めて考えるのが好きらしくて、気になることを考え出したら、鉛筆削りから出したての鉛筆の先端みたいな所まで行って、その点にある『考え方』を確認して、それが自分に合うか見極める。
好きな音楽を流しながら東八道路を走っているときにはそんな事考えない。
でも、ふと家に帰ってきて、ウィスキーを舐めるように飲んでいると、思い出す。
なんで生きているのかな?って。
もしかしたら、誰かに生かされているだけなのかも知れない、なんてオカルトチックに考える日もある。
正直言って、『なんで生きているかも分らないのに、一生懸命生きられる訳がナイ』と言うのが僕の主張だ。
だって死んだら終わり、なんでしょう?
天国にお金を持っていって、死んでいるのに死ぬほど美女を買えたり、死んでいるのに死ぬほど旨いものを買えるなら、現世で頑張った意味がある。
地獄にお金を持っていって、業火に焼かれるのを現金で免除出来るんだろうか?
赤鬼に鉄の棒で脳みそを砕かれることを、100万円で回避出来るんだろうか???
別に、出来なくてもいい。
だって、死んでるんだもん。
人間の一生、って言うシステムは面白い。
死んだ先が誰にも分からないからだ。
もしかしたら、天国に行っても、地獄に落ちても、そこにはATMがあって、現金を好きな時に引き出して、死後をマンキツ出来るのかも知れない。
そんなバカげた事を真剣に信じられるなら、少しは頑張れる。
でも、仏教や、キリスト教が混在して、それに加えて悪しき宗教の影響か、「神様みたいな存在を肯定するのが、少し恥ずかしく思えるこの日本」に住んでいたら、大抵の人はそんな事を考えない。
「死んだら終わり」、それが常識だ。
そこで僕には、ループする疑問が戻ってくる。
「本当に死んだら終わりなのか?」と言うこと。
もし、終わりじゃないなら、この現世ってやつは、何の為にあるんだろう???
やっぱり、「死後の為」にあるんじゃないか?と思う。
死んだ後に、僕たちの本当の生活が始まるんじゃないだろうか?とか・・・
こんな話題を真面目に誰かとするのは恥ずかしくて、一人でウィスキーと話している位がちょうどいい。
ウィスキーが僕を諭すように言った、「天国に現金は持っていけないだろう?」
「勿論、持っていかないよ、天国に争いの原因を持ち込む気はないし、実際にそんな金はない。」
「じゃ、何を持っていくんだ?天国に何も持っていけないなら、何の為に人間をやっていたんだ?」
「根本的に間違っているよ、僕は天国には行けない、喜んで地獄に落ちるんだ、鬼さえ愛せる人間の愛を持ってね。」
グラスに注がれたウィスキーの最後の一口は、そう言った僕に飲み干され、無言のまま肯定を感じさせてくれた。