心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
相談無料困った時はご一報ください。

伊達政宗の訓

2009-01-21 18:45:06 | 生きる智慧

「伊達政宗の五常訓」の中に「この世に客に来たと思え」の一説があります。

気ながく心穏やかにしてよろずに倹約を用い金を備うべし。

倹約の仕方は不自由を忍ぶにあり、この世に客に来たと思えば何の苦もなし、

朝夕の食事は、うまからずとも誉めて食うべし。

元来、客の身になれば好き嫌いは申されまい。

今日の行くをおくり、子孫兄弟によく挨拶して、娑婆の御暇申すがよし。

 

正宗は、自分を主人公と考えずに、この世に客にきた、相手のご好意に甘えて来ました。

と考えるという。お客に行って、このご飯まずくて食えぬとお膳をひっくり返す馬鹿はいない、

ありがたく頂戴しますとなる。これはお客に行ったときの常識である。

そのぐらいの気持でこの世に処していけば、不平もなく、心安泰に暮らすことが出来る。

つまり人の世が案外住みやすくなる。不満を持って愚痴を言っている人生と、感謝の喜び

を常とする人生とでは、味わいまでもが変わってくるでしょう。    ということです。

不景気な世の中、愚痴ばかり言っても始まりませんね。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿