心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
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愛憎

2012-11-24 17:45:12 | 生きる智慧

仏教の「四苦八苦」の中の八苦の中に「怨憎会苦」(おんぞうえく)

という言葉があります。

意味は、怨み憎む者に会う苦しみと言う事です。

自分を憎み、嫌いだという相手への思いは、必ず相手にも反映し

て、自分のことを憎み嫌います。

相手がなぜ自分にとって嫌いなことをするのかということを考え、

相手の立場に立って想像力を働かせれば、その人が生まれつき

愛されない環境に育ったとか、あるいは、ずっといじめにあってい

たとか、欲求不満の固まりであるとか、そういう事がわかります。

そうすれば、ただ憎むよりも哀れみを感じることが出来ます。

憎しみを哀れみに変えることが出来れば自分も救われます。

 

普段、誰でも心で思われることがあるでしょうが、相手を哀れみの

心で接すれば、いくらか楽になるのではないでしょうか。


煩悩の中身

2012-11-23 19:49:19 | 生きる智慧

人は生きている限り悩み苦しみから逃れることは出来ません。

どんなに裕福で幸せそうな人でも同じです。

悩みの根本原因は、人間の持つ「煩悩(ぼんのう)であると仏教で

は言っています。

「煩悩」とは、心身を乱し悩ませ智慧を妨げる心の働きをいう。と言

っています。私たちが生きている以上、自分の心に抱く煩悩によっ

て苦しまなければなりません。

煩悩、つまり人間の欲望が苦の原因なのです。

煩悩を取り去れば苦から逃れることが出来ると言っても人間は死

ぬまでこの煩悩を無くすことは出来ないでしょう。

この煩悩の中身とは、貪・瞋・癡(とん・じん・ち)の三つで、これは

人間の善心を損なう煩悩なので三毒と言われています。

●貪=貪欲(とんよく) 自分の好む事に向かって貪り(むさぼり)求

    める心の事です。物に限らず、地位・名誉・富・性愛すべて

    に貧が作用します。人間の欲望には限りがありません。

    何事も小慾で足るを知るという心掛けが大切です。

●瞋=瞋恚(しんい)  自分の心に逆らうものに対して怒り怨むこ

    とです。怒り怨みを持てば、その対象に敵意を抱くことにな

    ります。

●癡=愚癡(ぐち) おろかさですが、仏教でいうおろかさとは、教

    養がないという事ではありません。差別する心、自己中心

    的な考え方の人を癡愚(ちぐ)な人と見ます。

以上が三毒の中身です。何か感ずることがありますか?

人間は欲によって生きていますが、自分に合った欲で「足るを知

る」を心がけましょう。


煩悩(ぼんのう)。

2012-11-18 16:58:50 | 生きる智慧

人は生きている限り誰でも悩みを抱いています。そして悩み続けま

す。その悩みの原因は「煩悩」なのではないでしょうか。

「煩悩」とは「心身を乱し悩ませ、知恵を妨げる心の働き」のことを

言います。

この煩悩に付きまとわれて生きているのが人間ですネ。

煩悩を取り去るにはどうすればよいでしょう?


恥知らず。

2012-11-11 19:09:26 | ブログ

ブログにコメントが届きます。
内容を見ると人には見せられないような事が書いてあります。私から見ると「色情狂」
としか思えません。このような投稿者はどんな人間なのか、どんな環境にあるのか?
顔が見えないからと言って迷惑なメールを送るようなことは慎んでほしいですね。
真面目なメールが殆どですが、不逞の輩もいることは事実です。
バカなことはやめよう。