今日から福島県楢葉町の現場着工です。スタッフは現地宿泊の用意をして、私も一緒に行って来ました。
常磐道は紅葉が見頃でとても綺麗です。大工さんも来て今日は5人の宿泊です。工事指導をして正午に
戻りましたが途中北風が強く、軽自動車は風にハンドルを取られるような状況でした。
現場の近隣の家はまだ誰も戻っていません。役場前にあるプレハブの商店数軒は混んでしました。
日曜日は休みだそうです。走っているダンプは多いです。現場の目の前には除染土の袋が山積されています。
パトカーが引っ切り無しに通ります。空き巣などの警戒だそうです。
いずれにしても住民の方々は気の毒ですね。
「お金の使い方」について。
2500年も前に言われた言葉です。お経文は凄いです。
「雑阿含経」の一説をご紹介いたします。
「始めに功業を学び、方便して財物を集めよ。かの財物を得巳(えおわ)らば当に四分を作(な)し応ずべし、一分もて、自らの食に用い、二分をもて生業
を営み、余の一分は蔵密し、以って貧乏を擬せよ」と書いてあります。
現訳:「技能をしっかり学んで、それを方便(正しい手段)し収入を得なさい。
そして収入を得たなら、むやみに使わないで、それを四っに分けなさい。
四分の一を生活費にあて、四分のニを営業(仕事)に使い、残った四分の一は貯蓄して収入の途絶えたりする非常時に備えなさい」。ということです。
しかし、釈迦は凄い事を言い残したものです。人は収入があると、つい無駄使いしたくなるものです。バブルの時のように、ウハウハ儲かった人の中で、その気
になって派手に金を使ってしまって、現在どん底の生活をしている人が大勢居られるようです。
世の中、良い時期は短く、悪い時期は永いものです。上記の教えを知って、守っていれば現在でも安泰でしたでしょう。
私がテレビで見た社長は、田舎から上京し、若年の収入が少ない時からこの教えを忠実に守り大成し、現在に於いても守っているそうです。凄い人もいるもんだ。
皆さん今からでも実行しては如何でしょう。