人は生まれながらに「苦」を携えて来るのです。「四苦八苦」の
言葉が意味しています。「四苦八苦」とは何でしょう。
「四苦」とは、生・老・病・死のことです。
「生」は生きるということの苦しみです。
「老」は年老いる苦しみです。
「病」は病気になる苦しみです。
「死」は死に対する苦しみです。
「八苦」とは
「愛別離苦」愛する人と別れなければならない苦。
「怨憎会苦」怨み憎む者とも会わなければならない苦。
「求不得苦」求めても得られない苦しみ。
「五蘊盛苦」以上の全てが苦である事。
これを「四苦八苦」といいます。人生は「苦」である釈迦の教えです。