心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
相談無料困った時はご一報ください。

成功する心構え

2008-03-27 19:39:52 | 日記・エッセイ・コラム

成功する心構え


いよいよ新年度が始まります。これから独立して事業を始めようと思っている方。

また、新しいことを取り入れようと計画されている方。成功する心構えがあります。

*これで一儲けしよう。

*これで一旗上げよう。

などと思って事を始めるのは、不順な「自我欲」です、このような心で始めると永続き

しません。

先ず、これをすれば人の為になるか、世の為になるか、と言うような気持と心構えで

始めると以外に成功するようです。要は、「自利利他」の心で始める事です。

これから心機一転、新しく事を始めようとしている方々は、このような心と気持で始め

て下さい。

きっと上手く行くと思います。


幸せになれるお金の使い方

2008-03-25 21:58:43 | 日記・エッセイ・コラム

お金は貯めるより使うほうが難しい


お金の使い方について。「雑阿含経」の一説をご紹介します。

先日、テレビをつけたところ偶然にも、昔若年で上京する際に、寺の住職に言われたこの教え

を忠実に守り、大成した社長の話を聞きました。現在でも守り通しているそうです。この教えが

無かったら現在の自分は無かったでしょうと言ってました。私も少しは守っています。だから現

在があるのかな。 では現代訳で紹介します。幸せになれる教えですよ。

「技能をしっかり学んで、それを方便(正しい手段で)し収入を得なさい。そして

収入を得たならむやみに使わないで、それを四っに分けて四分の一を生活費に

あて、四分のニを営業(仕事)に使い、残った四分の一を貯蓄して収入の途絶え

たりする非常時に備えなさい」
。と言う教えです。

2500年も前の釈迦の言った教えです。凄いですね、現代にもぴったり言葉です。

バブルで稼いで、はじけて現在苦労している方が大勢いるようですが、この教えを知っていれば

今でも安泰の暮らしが出来たでしょう。人生は、良い時期は短く、悪い時期は永いものです。

人は良い時期になると有頂天になりやすく、永く続くものと勘違いして大盤振る舞いをしたくなる

ものです。心してこの教えを守り、安泰な生活を送りましょう。


三法印について

2008-03-21 17:54:22 | 人生相談

三法印とは「法華経」の中に出てくる教えの根本原理の言葉です。

「諸行無常」・「諸法無我」・「涅槃寂静」を三法印といいます。
(しょぎょうむじょう)・(しょほうむが)・(ねはんじゃくじょう)

諸行無常」:この世の全ての現象は常に変化する、と言う意味です。

        「諸行」とは、この世の中に現れる全ての現象。

        「無常」とは、何時も同じ状態でいるものではない。

        と言う意味です。

  「すべてのものが移り変わる事をはっきり認識して、目の前の小さな変化に

   驚いたり、ジタバタしないような心を持ちなさい」と言う教えなのです。


諸法無我」:「この世の中の全ての物事は、必ず他のものとつながりが

        あるもので、他と切り離されて孤立しているもの(すなわち我)

        はない」と言うことです。

  「生物である人間の身体と、石や鉄のような鉱物とは全然別なように見えて

  いても、われわれの身体の大部分は水と言う鉱物であり、また塩とか、鉄とか

  銅と言うような鉱物の養いがなければ生きてゆけない」事を見ても、およそ察 

  しがつくと思います。


涅槃寂静」:「迷いをすっかり吹き消してしまってこそ、人生苦と言うものが

              すっ かりなくなって、平穏な、安定した生活が得られるのだ」と

         言う教えです。

  どうすれば「涅槃寂静」の境地に達せられるのかといえば、「諸行無常」「諸法

  無我」を悟るほかに道はありません。

  我々が、様々な人生苦に悩まされるのは、「諸行」が「無常」であること、すなわち

  物事は原因・結果の法則によって常に変化するものであることを忘れて、ただ目の

  前の現象にとらわれ、目の前の利害得失に心を動かされるからであって、

  もし我々が仏道を学び、修行する事によって、「諸行無常」の真理を本当に悟る

  ことができたら、目の前の環境がどんなに変化してもそれに動かされない、
 
  安定した心を持つことが出来るようになるのです。

  また、物が不足したり、物事が円滑に運ばなかったり、衝突や争いが起こったり

  して、悩み苦しみを感ずるのは、人と物、人と人との間の調和がとれてないから

  です。なぜ調和がとれないかといえば、互いに「諸法無我」の真理を知らないから

  です。すべての物、すべての人は一つの大生命に貫かれ、目に見えない所で一つ

  の糸につながっているという真理を思い出して、互いの小さな「我」を捨てて、その

  繋がりを自他共に生かそうという気持に徹底すれば、ひとりでに他との調和を生じ

  ます。調和が生ずれば、過不足も、ぶつかり合いも、摩擦もなくなりますから、いつ

  もやすらかな心でいる事ができるわけです。これも「涅槃寂静」の境地です。

  このように「涅槃寂静」とは「諸行無常」と「諸法無我」を悟る事によって得られる
 
  理想の境地であります。

  この「涅槃寂静」の境地に達する具体的な生き方、修行の方法を教えになった
 
  のが「八正道」「六波羅蜜」「四諦」の教えです。(別記事を参照してください)


写経のすすめ

2008-03-21 16:07:34 | 人生相談

最近、私の周りにも「写経」をしている方がおります。

「写経」といえば「般若心経」と言われる位「般若心経」は

有名です。写経は上手、下手は関係なく、いかに心をこめて

雑念を捨て、集中して書写するかです。

一流と言われる人たち(特にゴルファー)の中に、写経を

する人が多いです。何故かと言いますと、写経は約2時間

程かかります。成人の健康な人の集中力は約2時間が限度

と言われています。写経は集中力を養うにはもってこいの

訓練法です。

「般若心経」は釈迦の教えの仏教を、262文字に集約した

密度の濃いお経です。

皆さんも是非一度、写経を経験してください。気分爽快になる

事、請合います。