心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
相談無料困った時はご一報ください。

ちょいといい話 -9-

2009-03-31 14:52:16 | 生きる智慧

ちょいといい話 -9- 禅の言葉

*「大死一番 絶後再蘇」 (たいしいちばん ぜつご ふたたびよみがえる)

「大死」人間にとって究極、極限状態それが大いなる死「大死」です。

死、人生の終りを感じた時、これまでの虚飾(地位・名誉・金銭・知識など)は、一

切役に立ちません。理屈も入り込むすきがありません。本来の人間性に戻るしかない

のです。

仏教は死んだ人のための宗教ではありません。それが証拠に、お経の原点をたどれば

お経とは元来、今現実に生きている人間が、悩みを相談してそれに答えるお釈迦様の

会話集だからです。

今回で「ちょいといい話」は一応終了します。ここで一番お願いしたいことは、お経は

葬儀や回忌のためのものではなく現実の世界での生きるための知恵袋であることを

記憶していただきたいと思います。

生前の地位や名誉・金銭・知識などは死後の世界では何の役にもたたないこと。

人生はどう生きればよいか、それは道義的に生きることではないでしょうか。

常に感謝の気持を持って自利利他の心境で生きることを心がけましょう。

困ったことや悩み事などありました時はどうぞご遠慮なくご一報下さい。きっとお役に立

てるような答えが出ると思っています。


次代への名言

2009-03-28 16:16:48 | 生きる智慧

「次代への名言」という新聞のコラムに、かの有名な女優高峰秀子さん

の言葉が載っていましたので紹介します。。

「人間は一人では生きることも死ぬこともできない哀れな

動物と私は思う」

その通り、人は一人ではどうする事も出来ないのです。全て自分の周りの

あらゆるものとの係わり合いで生かされているのです。


ちょいといい話 -8-

2009-03-25 18:13:00 | 生きる智慧

禅の言葉を記します。今日は寒い一日でした。

「諸悪莫作 衆善奉行」 (しょあく まくさ しゅうぜんぶぎょう)

「もろもろの悪いことはしないで、善いことをすることですよ」ということです。

誰でも知っていることですが、行うことは難しい。

良いことはしようと思ってもなかなか実行できないですね。「善行善果」ですよ。


連休終了

2009-03-22 18:49:15 | 日記・エッセイ・コラム

連休も今日で終りですね。何処かへお出かけしましたか。

高速道路の割引で地区によっては大混雑のようですね。予想通り土日の混雑は避けられない

ようです。これから先が思いやられますね。

明日は彼岸明け、3月も終盤です。子供の春休みはまだ続きます車の事故には十分注意しまし

ょう。桜の開花宣言も関東まで巡ってきました。花見の季節ですが「花冷え」の言葉があります

が特に夜桜花見の時には寒さ対策を忘れずにしましょう。酒もほどほどに。

年度末で忙しい時期ですが体調に気をつけましょう。


お彼岸

2009-03-17 18:30:09 | 一般知識

早いもので今年もまた「彼岸」を迎えました。

「彼岸」とは春の彼岸をさし、秋の彼岸は「秋彼岸」と言うそうです。

お彼岸の「彼岸」は、「到彼岸」という言葉に由来します。

「到彼岸」とは、サンスクリット語の「パーラミター」(漢字で「波羅蜜))を漢訳した

もので、「到彼岸」の彼岸は、迷いのない悟りの境地を意味します。彼岸に対して、私た

ちが生きている煩悩に満ちた俗世間が此岸。こちら側(此岸)の私たちが、あちら側

(彼岸)に到るための仏道修行を「到彼岸」といいます。

やがて、悟りの世界である彼岸を、死後の安らかな世界である浄土と捉えるようになり、

現在のように亡くなったご先祖様に想いを馳せる「お彼岸」が定着していったようです。

彼岸会は春分の日、秋分の日を中日(ちゅうにち)として、前後三日ずつ一週間にわたり

行われる法会ですが、この時期に彼岸会を行なう理由は、太陽の動きと関係があります。

浄土教では、極楽浄土は西の方角にあると考えます。浄土経典の『観無量寿経』には、極

楽浄土を想像するための十六の方法が説かれていますが、その一つとして、西に沈む太陽

を見て極楽浄土を想う「日想観」という方法があるほど。ここから太陽が真西に沈む春分

・秋分の日に、西方浄土を想像し、ご先祖様を供養する習慣が生まれました。

と言うことだそうです。