心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
相談無料困った時はご一報ください。

感謝の手紙

2010-03-31 19:07:42 | 生きる智慧

先日26・27日、友人達との塗装の勉強会が開催されて久しぶ

りに会い親交を深めてきました。

中身の濃い勉強会でした。おそらく日本一の勉強会でしょう。

新潟の友人には日頃から何かとお世話になっていましたので

水戸のお土産を持参しました。

今日、友人のお父さんから心のこもった丁重なお礼状が届き

ました。久しぶりに見る手紙で、感激しました。

現代人にはなかなか出来ないでしょうね。いまどき手紙の礼状

などには、まずお目に掛かれません。年配の方にもなかなか書

けないのではないでしょうか。手紙っていいですね。

大切に保管しようと思います。

自分もたまにはアナログになって手紙を書こうと思いました。


暑さ寒さも彼岸まで

2010-03-24 19:33:39 | 日記・エッセイ・コラム

昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と言いますが、最近当てが外れそ

うです。これも地球温暖化の影響ですかね? 今日24日はは

「彼岸明け」です。そして寒い曇天の一日でした。

夕刻からはミゾレが降り本当に寒い一日でした。各地で桜の

開花宣言や開花予想が報じられていますが、これでは蕾も開

けませんね。早く暖かくなって欲しいです。

お彼岸にもかかわらず二組の方の来訪を頂きました、ご苦労

様でした。

何とか良いほうに向かってくれますことを願っています。

又、何時何なりとお出でください。

この時期は、通称「年度末」と言って何かと忙しい時期です。

気候の変動も激しく日替わりの天気です。皆さん体調には充

分留意されてお過ごしください。頑張りすぎて体を壊すより健康

が一番です。健康だから楽しいのです。働けるのです。

年を重ねるごとに、今健康であることが本当に有難く感じるこの

頃です。


春彼岸

2010-03-19 19:21:23 | 生きる智慧

彼岸に入りました。天気は今一ですが、昔から「暑さ寒さも彼岸

まで」と言われています。

明日から連休、今日は小学校の卒業式でした。子供さんを連れ

て墓参りは如何ですか。

両親があり、ご先祖様があって現在の自分があるのです。お花

とお線香を持って参ってみませんか。何か感じますよ。


自分の人生にピンチヒッターはいない

2010-03-19 19:14:16 | 生きる智慧

*他是不有吾 (たはこれわれにあらず) 

         人生にピンチヒッターはいない

曹洞宗の開祖、道元禅師の修業時代の話で、禅の道を求めて宋代

の中国に留学した若き道元は、夏の炎天下で、食事を担当する年

老いた典座が、茸を干しているのを見ました。

老典座にはつらそうな仕事なので、道元は思わず「そんなきつい仕

事は、使用人に頼めば良いではありませんか」と言いました。老典

座の答えは「他は是れ吾にあらず」、他人に任せたのでは自分の

修行にならないということです。道元が気遣って「なぜ、こんな暑い

中で苦労されるのですか?」と尋ねると、老典座は「さらに何れの時

をかを待たん(今やらずに、いつやるのか)」と答えました。

面倒なこと、気乗りしないことも、今この時にすべきことは後回しにし

ない。この日、この時がつねに「一大事」だから、決して疎かかにし

てはならないことを、この言葉は示しています。

これは、私たちの日常にもあてはまります。注目を集めやすい仕事、

目立たない仕事、楽な仕事やきつい仕事など、様々なものがありま

すが、どんなことでも求められる役割を、一心に勤めあげ、全力を尽

くすことが大切です。

一人ひとりの人生には、ピンチヒッターもピンチランナーもいません。

それぞれが、一人で歩まなければなりません。やる気がなかなかで

ないとき、「他は是れ吾にあらず」と、そっと唱えると、元気を分けても

らえる気がします。人生は一人で歩まなければならない厳しい現実

です。と言うう事ですね。

嫌なことでも自分に与えられたことは進んでしましょう。


もののすべてにに命が宿る

2010-03-09 17:09:17 | 生きる智慧

禅語の教え

*曹源一滴水 (そうげんの いってきすい) 

      もののすべてに命が宿る

禅は、初祖の達磨(だるま)大師から六代目の慧能(えのう)禅師

(曹渓大師)の時代に大成しました。慧能禅師の下に多くの門

人が出て、七宗となり、さらにこれが日本に伝わって二十四流

に分かれます。しかし、あらゆる禅法は曹渓を源流とする一滴

の水に帰す、ということから、「曹源一滴水」と呼ばれるといいま

す。

ある日、弟子の僧がお風呂を沸かしすぎて、水桶で運んで冷ま

しましたが、その余りの水を無造作にザーッと投げ捨てました。

これを見た儀山禅師は烈火のごとく怒り、「その水を拾え」と命

じたそうです。

たとえわずかな水でも、庭木に注げばそれらが喜ぶ、一滴の水

にも仏の心、仏性が宿るとするのが禅の精神。節水の大切さは

もちろん、その一滴の水を捨てて省みない弟子の粗雑な心を

儀山禅師は厳しく諌めたのです。水を捨てるのは、自らの仏性

を捨てること。水を拾えと言ったのは、その粗雑な心を戒めると

同時に、いま投げ捨てたおまえの仏性を拾え、仏性を見よと言う

意味でもありました。弟子はこれを心に刻んで修行に励み、師の

教訓から「滴水」を名乗って後に天竜寺の管長となります。

一滴の水にも仏の命が宿るという精神が、「曹源一滴水」の語か

らは汲みとれます。水に限らず、豊かな物質社会に生きる私たち

は、つい物を無駄にしがちです。市f減も時間も有限のものです。

多くを持ちすぎると無駄が増えます。身の回りをシンプルにして、

本当に大事なものと長く付き合ったほうが、心地よい生活になりそ

うです。と説いています。

物があふれる現代、今、資源の問題が世界的の起こっていますが

、この事を予言したような教えで、身につまされるようです。