心のよりどころ。毎日が日曜日。

恩師に人のために生きることを学びました。
「自利利他」を座右の銘としています。
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心に響く禅語

2009-09-30 17:50:33 | 生きる智慧

先日、デパートの本売り場に立ち寄ったところ、バーゲンの箱の

中に見つけた一冊が「やすらぎの禅語」文:埜村要道(廣済堂)の

本でした。本の帯には「本当に大切なことは何なのか?現代人の

心にしみる禅語の数々と記されておりました。

そして「日々是好日」が共に記されています。これからこの本に解

説されています禅語を紹介してゆきたいと思います。

禅語その1

*日々是好日(にちにちこれこうじつ)  雲門禅師

私たちがよく目にしたり聞いたりする言葉です。これも禅の言葉で

す。

文字どおりに解釈すれば「毎日が平安で、無事である」の意味です

が、明日と言う日は二度とない。この一瞬を大事にせよ」ということ

を教え示した言葉が「日々是好日」なのです。

朝起きて寝るまで、今日という日はかけがえのない一日です。この

一日を全身全霊で生きることができれば、それこそが「日々是好日」

となるのです。

平々凡々、何事もさわりのない穏やかな状態だけが「日々是好日」

ではありません。

好日は願って得られるものではなく、待ってかなえられるものでもな

い。私たち自身の生き方によって、日々の好日が得られるのです。

と教えています。

なかなか今日一日を全身全霊で生きることは、我々凡人にとっては

難しいことですが、そんな気持で生きることが大切なのではないでし

ょうか。


宮沢賢治の母親のことば

2009-09-24 19:33:23 | 生きる智慧

賢い母親としての宮沢賢治の母親 イチさんのことば。

新聞のコラム「次代への名言」に載っていましたので紹介します。

「ひとというものは、ひとのために何かしてあげるために生まれ

てきたのス」

幼い宮沢賢治と添い寝するとき、いつも語りかけていたという、この

ことばほど、彼を象徴するものはない。人のために自分は何をでき

るのか。そう問い続けた賢治は昭和8(1933)年9月21日37歳の

若さで生涯を終えたのです。

「私には私の望みや願ひがどんなものやわからない」。と言って突如

東京に出奔する。この言葉はそのころ、親類にあてた手紙の中にあ

る。中略。

賢治は、さがし続けたものを、見つけることができたのだろうか。わか

らない。

ただ、彼の最後のことばは、「ああ、いいきもちだ」-だった、という。

以上のように記載されていました。

かの有名な「雨ニモマケズ」はこの母親、イチの言葉が原点ではない

だろうかと私は思います。すばらしい母親ではないでしょうか。


秋分の日とは

2009-09-18 18:57:51 | 生きる智慧

「秋分の日」

春分の日と同じで昼と夜の長さがほぼ同じになります。秋の彼岸

の中日です。

ご先祖様の霊を敬い亡き人の霊を偲ぶ日となっています。

明日からシルバーウイークです。彼岸入り・敬老会・国民の休日

・彼岸の中日と続きます。

連休は運動会や旅行など模様し物が豊富です。出掛ける前に家

族みんなでご先祖様の墓参りに行きましょう。

何年も墓参りに行ったことが無い等という人が居りますが、それは

間違いです。

そのような人に限って何か悩みや問題を抱えていることが多いです。


良い子供を育てる法

2009-09-14 19:46:01 | 悩み

子育てにお悩みの方々に参考にして頂ければと思います。

良い子供を育てるには   石川佐智子「世界に誇る日本の道徳力」より

良い子供を育てる人は一人では生きてゆけません。相互に助け合ってこそ生きられるの

です。夫婦も和合しなければ子も出来ず良い家庭は出来ません。良い家庭ができなけれ

ば良い子は育たないのです。両親が喧嘩ばかりしていては、子供の心は安まらず、勉強

どころではなくなります。

最近は、わが国でも離婚が増えていますが、男女の協力と愛情が足りなければ、結果と

して子供にも悪影響を及ぼします。日本には「良妻賢母」の伝統があり、アメリカには

「スーパーマザー」の言葉があるのです。

夫婦の良識と愛情が良い家庭をつくり、勇気と愛情に富む、力強い子供を育てます。

賢く魅力的な母親は家庭を安定させます。

昔から子供は親の背中を見て育つといいます。現代の親は、勉強のことばかりを子供に

言いますが、学校の勉強ができることだけが良い子の条件ではない事を肝に銘じるべき

です。


利は不利に通ずる

2009-09-11 17:32:02 | 生きる智慧

利は不利に通ずる  尊徳の名言より

賭けをして負けるのは、勝とうとすることの変化である。

商人が不利を招くのは、巨利をむさぶることの変化である。

脱税や滞納は、しぼりとることの変化である。

*賭けで負けることは勝とうとする心の裏側であり、勝つ目的のために理性を失うから

 です。賭け捨ての覚悟で余財を生み出す正業に励むことです。

*商人は巨利をむさぼらず、買主の利益を計れば、何の不利もありはしない。

*脱税や滞納は、国の政策の不備不足が人民の反発、不満を生むのです。

 良き政治をしたならば、何の脱税、滞納もありはしない。と言っています。

 現代の政治家や儲け一辺倒の企業家にも聞かせてやりたい言葉ですね。

 昔から賭け事で大成した人はいません。パチンコ・競輪・競馬・競艇・マージャンなど

 それで財を成した人は聞いたことありません。 正業に励むことですね。