心のよりどころ。毎日が日曜日。

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言うはやすし行うは難し

2010-04-13 18:14:00 | 生きる智慧

「悪い事はするな善き事をせよ」こんな言葉は小さな子供でも知

っていますが、八十歳の老人でさえ行うことは難しいと言う教え

があります。人は身の上に不幸が続くと、「何も悪い事はしてい

ないのに」と愚痴がでることがあります。でもそれは本当でしょう

か。人間は過去から犯してきた諸々の悪行を懺悔するとともに、

新たに悪業を重ねず、より多くの善行功徳を積まねばなりませ

ん。そのためには、自らの心の清浄をはかる精進が大事なの

ですね。

過去に犯した悪業や罪を償うために生まれてきた人間は、現世

で悪業や罪を犯すことはそれが重積されて益々多くの問題が起

こってしまうわけです。それを表す言葉として「宿業の余罪重障

にして・・・」と言う教えがあります。

仏教の「悪いこと」とは、身・口・意の三業に代表される悪業で、

「十悪」があります。

生き物をみだりに殺す  他人のものを盗む  

よこしまな性交  悪口 人をあざむく  

駄言を弄する  嘘、偽り  貪り  怒り

よこしまな考え。と言う「十悪」です。  悪業は慎みましょう。


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