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斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

一関高専訪問4

2012年07月21日 09時37分10秒 | 高専訪問記
物質化学工学科の実験棟に入りました。かなり柱がしっかりした建物で何が入つているのだろうと思ったら、3階建ての蒸留棟がありました。化学工場ではよくみる設備ですが、これだけしっかりした設備がそろっていることに感銘を受けました。高専で技術者としての素養を深めるのにこういった実物があるべきで、すばらしいと思いました。この設備は主に学生実験に活かされているとのことです。


http://www.ichinoseki.ac.jp/
一関高専のホームページをごらんください。いま、一関高専が面白いというバナーをクリックすると地元の放送局と企業の協賛により制作されたビデオをご覧になれます。たいへんよくできています。内容ばかりでなく、高専によい人材が集まれば、地元の工業が発展するとの思いもあると思います。地元に大切にされている証左だと思います。

今回の訪問でたくさんの教職員の方にお世話になりました。ありがとうございました。

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一関高専訪問3

2012年07月21日 09時12分38秒 | 高専訪問記
正門から入って1omほど歩くとこういう景色が広がります。


植栽を構成する樹木の1本ずつに派手さはないのに、この位置にくると、その立体的な構成に感心しました。奥にみえるのは10年ほど前に建てられた専攻科棟です。この立体的な配置にひかれてはじめて訪れた人で、隣にある事務棟ではなくて、こちらに入ってしまう人がいるほどだそうです。

ーノ関の駅です。ようこそー関への文字の下に、一ノ関運輸区とあります。駅の名は一ノ関、市の名は一関。いろいろ地元の人に聞きましたが、あまり気にしていないようでした。


一関はたいへん建全な街で、夜10時以降ふらついている青少年は呼びとめられるそうです。だから寮生も門限をやぶってふらつくことがないそうです。市街地にありながら、比較的寮指導が行き届きやすいという印象を受けました。学校運営と地域の意識がかみ合ったよい例をみました。

寮の内部も、校舎内もきれいに整頓されています。きちんとしつけられているお国柄のようです。このところだけでも学生の大きな事故がありません。なにかそういう所にすべてがかかわっているように思います。

女子学生のおうちの方も安心して寮に入れられているようで、全校としては平均的な女子比率なのですが、50名強の女子寮は満杯です。早急に増築しなくてはなりません。

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