斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

水上安全法救助員養成講習会初日

2013年05月11日 18時42分37秒 | 長岡技術科学大学の広報
長岡技術科学大学にて、赤十字水上安全法救助員養成講習会が始まりました。毎年5月に本学の水泳部学生ならびに市民の方を対象に行われるもので、特にプールにおける水難事故の防止と発生した場合の救助ならびに応急手当のできる人材の養成を行います。今回は5月11日、12日、18日、19日の4日間で、受講者は18名です。今日は、午前中と午後前半は一次救命処置、午後後半から救助実技に入ります。
毛布による保温の実技


AEDを用いた一次救命処置の実技


立泳ぎの練習です。写真奥に見える大型時計で計りながら3分間挑戦します。最終日までに5分間が楽々できるように、これから練習の日々が続きます。立泳ぎは水面において自分自身の呼吸確保のために重要な実技ですが、この技術を使って溺れた溺者を水面に確保することになります。つまり、素手による入水救助の基本中の基本の実技です。


30年前の昔の高専、大学の水泳部で、赤十字水上安全法救助員といえば憧れの資格の一つで、ぜひいつかとってみたいと思ったものです。近年では、受講生に聞いても「いままでそういう講習会があるとは思わなかった」という人が多く、広報不足を感じました。


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