斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

水上安全法講習会2日目

2013年05月12日 12時55分30秒 | 長岡技術科学大学の広報
本学にて、赤十字水上安全法講習会2日目が開催されています。
今日は、午前10時半まで学科、そのあとは5時過ぎまでプールで実技です。もっとも厳しい一日です。

以前からこのブログで注意喚起していますが、訓練を受けていない素人による入水救助は絶対に無理です。この水上安全法では、国内で唯一、素手による入水救助の方法を教え、訓練します。つまり、このような訓練を経て、実技・体力が十分に備わった人だけが素手による入水救助が可能になります。ただ、それでも命を落とすことがあるので、それは水難救助において最終手段になります。

このような形で指導員から実技を教わります。


実際の救助訓練です。まだ習ったばかりでキチンとできていません。お手本ではないので要注意です。
まず、順下による入水です。溺れている人(溺者)の位置を正確につかむため、入水時に絶対に顔が水に潜らないようにします。


顔あげクロールで接近します。このときも溺者から目を離しません。


溺者を確保したら、チンプルという手技で気道確保しながら溺者の動きをコントロールします。
 

実技の動画です。
指導員による展示1
指導員による展示2
練習の様子1(必ずしも正確な実技ではありません)
練習の様子2(必ずしも正確な実技ではありません)

ここまでの訓練をしても、自分の限界がわかり、入水救助は無理だと悟る人もいます。いくら泳ぎが得意でも、です。こういった訓練をつみ、自分の限界を常に把握しながら、やっています。ポリ袋に空気を入れて持っていけば助けられるような甘い世界ではありませんし、救助する側は命の危険をおかしながら入水するわけです。こういう訓練をしていない限り、水難を見たら、直ちに119番通報に徹してください。

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