斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

何でもありの東南アジア

2014年01月02日 07時44分12秒 | その他
タイの夜の繁華街を歩いていたら、ビルの向こうになにやら怪しげな雪洞が見えました。ボーっと光っていました。顔を出したばかりの満月という風合いでしたが、あまりにも巨大でじっと見つめていました。いつもながらの大渋滞です。


少し近づいてみてみると、巨大な風船でした。ゆっくり夜空にあがて、しばらくしたらゆっくり降りてきました。その間ゆらゆら右へ左へ揺れていました。


要するに、ヘリウムガスの大きな風船で人がのって夜のタイの街を空中散歩するような趣向です。なるほど、たしかに誰でも思いつくけれどもやろうと思わないことをやってしまうところが東南アジアの熱気です。


しかし、これって風が強いと・・・

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となって、ゴンドラから人が落ちるんじゃないかとか、
ロープが切れたらこうなるんじゃないかと。
ちなみに、これがゴンドラらしい。


こういうことを考えて、結局なにもやらないのが、成熟した社会かもしれませんね。

そういえば、ロボコンは国技館でみんな集まってやるからとても楽しみなのですが、途上国の若者は次に日本がどういうコンテストで勝負を挑んでくるか楽しみにしています。宇宙でロボット同士が競技するなんて、こういうアイディアでやればそれほどお金をかけなくてもできます。

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