斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

八戸高専訪問4

2014年01月21日 23時59分50秒 | 高専訪問記
八戸高専の学生寮、北辰寮(ほくしんりょう)は約480名の学生が暮らしています。この学寮は1・2年生男子は全寮制をたてまえとしていて、3年生以上と女子学生は一定の基準により毎年、選考を行い入寮を認めています。最近は女子学生の入寮希望が多く、人気の寮です。

寮の中を歩き回ると、写真のような熱帯魚の絵があちこちに飾られていました。


結構な枚数が飾られていたので、「この絵はなにか由来があるのですか?」と質問しましたら、まったく由来がわからず、いつからあるのかもわからないとのこと。八戸高専も50周年を迎え、寮も50年の歴史を持つわけですから、そういうこともあるのでしょうね。

学内の見学では、学生の実習で4年生が設計し、3年生がその設計図に応じて製作した電動カートを見学しました。
 

単に骨組ばかりでなく、サスペンションも取り付けてあり、乗り心地にも配慮があります。ひとつひとつの部品までしっかりと設計図が揃えられていて、忠実に製作し完成させる醍醐味を学生全員で分担して分かち合うところがいいですね。こういったじっくりと腰を据えた教育ができるのが高専の醍醐味です。