入学試験の心得

受験生の皆さんは入学試験に向けてラストスパート状態に入っていると思います。

ご参考にいくつか心得を伝授します。
１．受験票は忘れないようにしてください。当たり前だと怒られそうですが、忘れる受験生は毎年結構います*。チェックリストを作っておいて、家を出る際にチェックリストに従って確認をするといいですね。

２．受験票に記載の試験会場の名称を必ず何回も確認してください。時々ですが、受験会場を間違えてくる受験生がいます。長岡技術科学大学でも他の受験会場で受験する受験生が間違って来てしまったことがありました。受験生にとって一番きつい間違えです。

３．公共交通機関を使いましょう。とくに雪国では、ぜひ！と言いたい。これまでも電車が立ち往生して時間に間に合わなくなった受験生が措置を受けて無事に受験できた例など、たくさん見てきました。「お父さんが車を運転していて道に迷った・・・」ということでは、同情はしますが何もしてあげられないのです。

*以前勤めていたことのある大学では、受験票の再発行のために、試験実施本部に30人くらい列を作って並んでいたのを見たことがあります。まだ助手（今は助教といいます）の駆け出しの頃で、びっくりしてしまいました。

日本語能力試験に挑戦してみよう

長岡技術科学大学には３００人ほどの留学生が学んでいます。中には日本語がたいへん上手な留学生がいて感心します。話すばかりでなく、書くことも上手です。そういった日本語の上手な留学生が私の研究室にも何人かいます。
以前から、日本語能力試験の受験者が毎年７０万人前後いるという話を聞いていました。アジアの工場では「へたな英語でしゃべるより、きれいな日本語でしゃべってくれ」とそれぞれの国の従業員にいわれることもあると聞いたこともあります。少なくともアジアの工場ではグローバル化は、アジアで通じる日本語をしゃべることになりつつあります。

入試関係のことで情報集めが必要になって、日本語能力試験について調べ物をしていたらたまたま日本語能力試験の例題にいきあたりました。レベルがN1からN5まであります。いかがでしょうか、ぜひトライしてみてください。少なくとも、この問題にあるような日本語を使わないと世界の皆さんに「きれいな日本語をしゃべりますね」と言ってもらえないわけです。

本学でも、高専でも、グローバル化＝英語みたいなところがあって、個人的にはちょっと危惧しています。グローバル化で世界のどこを想定するかは人によって違います。それがわからないと、いつの間にか「世界で最も日本語が下手なのは日本人」と言われかねません。

学内夜間駐車禁止

本学では、夜間通しの駐車を禁止しています。今年は雪が遅かったのでこれまで特に注意はしていませんが、これからは厳しく注意していくことになります。
注意以前に、道路除雪がはいると雪の壁ができて出せなくなり、この車は春まで雪の下にうまることになります。


手前の車の向うにもう一台あるのがわかりますか？夜だと車か雪の塊かわからずに、除雪車がブレードを突っ込みます。ブレードで破壊された車を過去に何度もみました。その都度に学生が文句を言いに来ますが、大学としては一切取り合いません。明け方から道路を開けるために作業する人の大変さを考えてください。除雪できずに学内に入れなくなり困る学生、教職員の怒りを考えてください。大学はそういった迷惑を受ける多くの人たちの代表として、迷惑なあなたと対峙することになります。


困る人さえいなければ、ある意味芸術作品でもあります。


この冬も、みんなで協力しながら乗り切りましょう！

因みに、これらは車載のドライブレコーダーで自動記録されている画像ですので、ながら運転しているわけではありません。
こういうところを心配して指摘する方がおられるもので。

除雪車本格出動

センター試験で大雪になっても学内の移動がスムーズにいくように、長岡技術科学大学会場には除雪車が配置されています。
今日は大雪の朝なので、休みにもかかわらず出動しました。
　　

これからいつもより遅いシーズンを迎えます。

センター試験まで１週間でやっと雪

今年はほとんど雪がなくて、久しぶりの雪なし正月でした。
雪かき？甘いぜ、雪は掘るんだは、閑古鳥がさぞかし泣いていることだろうと思いきや、やはり雪国に雪が降ります。今朝は５０ｃｍ積もりました。
朝から路肩に突っ込んで動けない車がありました。お疲れ様です。


因みに、車載のドライブレコーダーで自動記録されている画像ですので、ながら運転しているわけではありません。
こういうところを心配して指摘する方がおられるもので。

来週のセンター試験では大雪にならなければいいのですが、大雪でなくても小雪でいきなりふりはじめてもこういうことになるので、試験会場には公共交通機関を使って向かうようにしましょう。公共交通機関であれば途中で何らかのアクシデントで動かなくなっても、様々な措置を受けることができます。