雪国の生活１

今年一番の寒気が下ってきて、あっという間に雪化粧しました。
雪国の大変なところは、積雪量よりもその変化量です。急に積もるとこうなるということで、一例をあげました。ビデオ

坂道を下っているところです。まず、除雪車がきれいに雪の壁を作っていました。これで道路の幅が確保されて気持ちよく通れます。ほどなく、ロードサービスが見えてきました。どうも、バンが雪道で登れなくなったようです。あの～、スタッドレスを履いていても、むりですよ。こういう坂道は、四駆以外では登れないんです。下り坂で事故を起こす前に登れないほうがドライバーのためでもあります。

さらに先では、地元のトラックが立ち往生していました。運転手さんに聞いたら、「前方でバンがスタックしていて、止まったら登れなくなった」あの～、そういうことがあるから登り口に大型車はチェーンをつけて登れという電光掲示板が光っていたでしょう？バンのせいではないですよ。私の車の前に停車していた車は、カーブから10m先で停車していたので、状況によっては後ろから追突されます。エンジンブレーキを使わずに下って、急ブレーキ踏んだら、まったく止まれないくらいの急坂ですので。私は、カーブの先からでも見えるような場所に停車しました。そのため、後続車は余裕をもって停車できたようです。

チェーンを付けずに上り始めたおかげで、余計な事故を誘発するのが雪道なのです。とはいえ、それぞれの不注意でみんなに迷惑をかけるのですが、明日は我が身なので、安全をそれぞれ確保して、みんなで知恵を出し合って、行き来をできるようにして、２０分後には通行できるようになりました。

四日市市の雪模様

ニュースでもやってましたが、皆さん大変だったと思います。
ニュースの中で、スリップして動けなくなった車を脱出させるシーンがありましたが、そういう車を動かすのは危険です。動き出したら動き出したらで止まろうと思っても止まれずにスリップして大事故を起こす可能性が大だから。動けなくなったのは、神様からのお知らせです。素直にチェーンをつけて下さいな。どうして、ニュースでそう言わないのですか？テレビの影響は大きいので、雪で滑って動けなくなったら、チェーンをつけずにこうやって動かすもんだと、視聴者に刷り込むことになります。雪に縁のない人が作る映像の怖さでもあります。