昨年一年間、ダイバーシティ推進事業にかかわって、ダイバシティ―とはなんぞや?という観点で勉強をしてきました。
多様な人材を活用して組織の競争力を高めようというのがダイバーシティ(多様性)事業の目標で、活用するばかりでなく、バックアップや環境整備も重要で、どちらかというと、私がかかわってきたのが、後者の方。
組織がダイバーシティ―の推進にどれくらい熱心かという評価項目は次の通り。
①ダイバーシティ推進の基本姿勢
②多様な人材活用
③女性の活躍
④育児・介護
⑤働きやすさ
で、まあ、言ってみれば適材適所を先入観なくやっていきましょう、ということでしょうか。
そういった意味では、②とか③は人間をカテゴリー分けするところがそもそも間違いで、能力に応じて、適切な仕事で能力を発揮してもらえればそれでよろしい。
ところが、その実力を発揮するためのバックアップ体制とか、環境整備とかいうのが重要で、ここをきちんとできないとたいへんなことになる。
具体例① 科研費にテーマが採択されると、仕事がさらに増えて首が回らなくなる。
最も時間のかかる学内業務と自分の研究の共通点があったので、そのテーマに絞る。実は誰も手がけていない分野になった。
具体例② 学内プロジェクトをやりすぎて、科研費に申請するネタがない。
これも上述したとおり。
具体例③ カリキュラム改編に伴い、これまで担当していなかった科目の講義を担当せざるを得ない。
今、最もキツイのがここ。昔の男子学生だと麻雀しながら、悩みのキズを舐めあった。そういう機会に薄いのが、現代ではなかろうか。
毎日、教育研究に集中して携わっていると、最先端でなければ研究ではないように錯覚してしまう。でも、社会はドンドン変化しているので、足元の問題を丹念に紐解いていけば、誰も手がけていない研究として立派な成果が得られることが多い。
つづく。
多様な人材を活用して組織の競争力を高めようというのがダイバーシティ(多様性)事業の目標で、活用するばかりでなく、バックアップや環境整備も重要で、どちらかというと、私がかかわってきたのが、後者の方。
組織がダイバーシティ―の推進にどれくらい熱心かという評価項目は次の通り。
①ダイバーシティ推進の基本姿勢
②多様な人材活用
③女性の活躍
④育児・介護
⑤働きやすさ
で、まあ、言ってみれば適材適所を先入観なくやっていきましょう、ということでしょうか。
そういった意味では、②とか③は人間をカテゴリー分けするところがそもそも間違いで、能力に応じて、適切な仕事で能力を発揮してもらえればそれでよろしい。
ところが、その実力を発揮するためのバックアップ体制とか、環境整備とかいうのが重要で、ここをきちんとできないとたいへんなことになる。
具体例① 科研費にテーマが採択されると、仕事がさらに増えて首が回らなくなる。
最も時間のかかる学内業務と自分の研究の共通点があったので、そのテーマに絞る。実は誰も手がけていない分野になった。
具体例② 学内プロジェクトをやりすぎて、科研費に申請するネタがない。
これも上述したとおり。
具体例③ カリキュラム改編に伴い、これまで担当していなかった科目の講義を担当せざるを得ない。
今、最もキツイのがここ。昔の男子学生だと麻雀しながら、悩みのキズを舐めあった。そういう機会に薄いのが、現代ではなかろうか。
毎日、教育研究に集中して携わっていると、最先端でなければ研究ではないように錯覚してしまう。でも、社会はドンドン変化しているので、足元の問題を丹念に紐解いていけば、誰も手がけていない研究として立派な成果が得られることが多い。
つづく。