斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

わけのわからない標的型攻撃メール

2017年01月27日 06時42分54秒 | 斎藤秀俊の着眼
日本学術振興会(JSPS)を装った不審なメール事案(標的型攻撃)が発生しているようだ。

私はまだこういったメールは受け取ってないが、あまりにも内部メールそっくりなので、これは開けてしまうのではないだろうか。こうなると、なにを信じてよいかわからなくなってしまう。

添付ファイルを開いて展開していくと最終的にこういうエクセルファイルが出てくるようだ。これではますます内部メール的で、最後まで騙されたことに気が付かないのではないか。というより、これで結局この標的型攻撃メールは何をしたかったのだろうか???


-----ここから-----

送信元メールアドレス: @gmail.comから送信しているようです
件名: 【H29科研費】繰越申請について
添付ファイル: 【H29科研費】繰越申請について.zip

本文 :
お世話になっております。
今年度の科学研究費助成事業(科学研究費補助金)の繰越についてお知らせいたします。
翌年度に繰り越すことができるのは、計画の変更等に伴い当該年度中に使用する
ことができなかった科研費です。例えば、研究計画の終了後に余った科研費は、
繰越の対象にはなりません。
■申請の有無についての回答期限
平成29年1月26日(木) 12時【厳守】
■○○係提出期限
平成29年2月2日(木) 12時【厳守】
───────────────────────────────
※特別研究員奨励費の場合、最終年度の方は科研費を繰り越すことができません。
※基金化されている課題については、手続きなく繰越が可能です。
※他機関から配分を受けている分担金の場合、繰越申請は代表者の研究機関にて
取りまとめます。締切は各所属機関によって違いますので、速やかに代表者の先
生にご連絡ください。
ご不明な点がございましたら、○○係までご連絡くださいませ。
どうぞよろしくお願いいたします。
────
日本学術振興会 ○○係
○○ ○○
xxxx@jsps.go.jp
TEL:03-3263-xxxx
FAX:03-3221-xxxx

-----ここまで-----

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