斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

高専・技科大懇談会

2012年01月23日 23時55分33秒 | 長岡技術科学大学の広報
毎年一回、高専・技科大懇談会が開催されます。国立高等専門学校機構と豊橋技術科学大学、長岡技術科学大学の間で、今回は連携しながら技術者教育をどのように進化していくか話し合われました。教育面、研究面、社会貢献の面で、3者がしっかりとした方向性を見出しました。個人的には、国際事業がどのように連携・発展していくか、たのしみです。

今回の会議は豊橋で行われました。豊橋駅の概観です。


豊橋市内には路面電車が走っていて、いい雰囲気を醸し出しています。とても暖かい日中でした。


懇談会がひととおり終わった後、豊橋技術科学大学の若手ホープのW先生と二人で飲みながら、今後の戦略を練りました。今後の両技科大の展開が楽しみになってきました。

なんとか新幹線で東京に着いたら雪雪雪。こんなところまでついてこなくていいのに。
 

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沖縄高専訪問5

2012年01月22日 23時44分37秒 | 高専訪問記
沖縄高専の校舎の様子です。階段には壁からの照明が設置されており、明るい雰囲気を出していました。デザイン性も抜群でした。


図書館の様子です。こちらもデザイン性の高い椅子などが並べられていました。奥行の大変深い図書館で、端の方では静かに勉強することができます。


各教員室のドアの横にはホワイトボードが必ず設置されていて、学生などが伝言を簡単に残すことができるように工夫されていました。学生とのコミュニケーションのチャンスは逃さないようにするのが沖縄高専のやり方です。


高専レストランにて昼食に選んだのはタコライスでした。いままで何回も沖縄に来ているのに、タコライスは初めて食べました。


伊東校長先生初めたくさんの方々にお世話になり、また新しい沖縄を発見することができました。ありがとうございました。

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沖縄高専訪問4

2012年01月21日 22時15分30秒 | 高専訪問記
沖縄高専の寮は国道を挟んで向かい側にあり、渡り廊下でつながっています。


この渡り廊下ですが渡ってみるとまっすぐばかりでなく微妙にカーブしています。この感じが単調にならずによいと感じました。


さて、学生寮に入りました。学生寮は学校より海側にあります。それだけ、海に近く景色は抜群です。


これが寮の一室です。そして、お風呂の脱衣場です。新しい寮なのでたいへんきれいです。高専の寮には、古くても磨き上げられており歴史をもった美しさを備えた寮と、こちらのように現代のデザイン性の高い寮とそれぞれのよさがあるのです。
 

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沖縄高専訪問3

2012年01月20日 04時52分52秒 | 高専訪問記
授業見学です。沖縄高専自慢の図書館屋上からの展望に続いて視聴覚教室に入りました。「授業見学です」「はい、わかりました」のやり取りの次に、私が思わず言ってしまった一言が「授業ですよね?」


いきなり目の前に広がった風景が沖縄の三味線である三線を手にしている学生たちでした。音楽の授業中で、安里屋ユンタ(あさどやユンタ)という八重山諸島に伝わる民謡の練習中だったのです。

ユンタとはかけあい歌のことで、琉球王国時代の竹富島に実在した安里屋クヤマと、王府より八重山に派遣されクヤマに一目惚れした役人のやり取りを描いた曲だそう。てぃんさぐの花についで有名だそうです。

歌詞を引っ張ってくると、「あさどやぬくやまによ サァユイユイあんちゅらさうん生まりばしよマタハーリヌチンダラカヌシャマヨサァ」なんとなくわかるような、わからないような。

伊東繁校長先生とお話していたら、「そんなことで驚いてはいけない」ということで教育課程表を見せていただきましたら、語学の中にドイツ語、中国語などに続いて、沖縄方言I、沖縄方言IIという科目があり、それぞれ1単位となっていました。

なるほど、音楽や語学の講義を使って地元の文化伝統をきちんと教える地域連携をここに見ました。講師はもちろん、地域の専門家です。全国に広がる国立高専の個性を出す、ひとつのやり方として感心しました。

突然の見学にもかかわらず、一曲披露してくれた学生たちに感謝します。

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沖縄高専訪問2

2012年01月20日 04時24分11秒 | 高専訪問記
沖縄高専に到着しました。


伊東繁校長先生とご挨拶した後、学校の概要をお聞きしました。その最中、いつもは軍用ヘリコプタや実弾射撃の音が聞こえるそうですが、今日は静かだそうです。

そうこうしているうちにお昼になりました。
沖縄高専にはすばらしい展望があるのですが、そのうちのひとつが展望レストラン。
外見です。


たしかに太平洋がみえる、素晴らしいレストランです。寮生も通学生・教員もここで昼食をとります。私はタコライスを食べました。


食事の後に松栄準治副校長先生に案内していただき、図書館を見学し、屋上に上りました。屋上から女子寮(左)、男子寮(右)を眺めました。寮からも美しい太平洋の景色を見ることができます。ここに全校学生のうちの70%弱がすんでいます。男子寮は9階建てです。ちなみに全国の高専もそうですが、沖縄高専は全国、世界のどこにすんでいようと入学することができますので、北海道に住んでいて、沖縄で勉強したいと思っている人の願いがかなうのです。もちろん、雪の中で生活したい人は長岡高専にどうぞ!



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