斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

GI-net VOS塾を開催します(国立高専の先生方へ)

2015年09月18日 07時58分48秒 | 高専訪問記
GI-net VOS塾を開催します。
いずれも夕方6時からです。

9月24日  1枚もの
9月25日  1枚もの
10月6日 (今年の科研申請書の注意事項確認)

全国の国立高専からも参加できます。
参加希望の高専の先生は、24日お昼までに参加希望日と配信場所をお知らせください。
hts◎nagaokaut.ac.jp ◎をアットマークに変えてください。
24日、25日は一枚ものの説明も可能ですし、聴講だけの参加でも可能です。

函館高専、鶴岡高専、徳山高専については、すでにそれぞれの高専の事務部で参加とりまとめをしているところです。


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UEC WOMAN

2015年09月18日 07時38分55秒 | 斎藤秀俊の着眼
電気通信大学に来ています。センター長等会議で配布された資料の中に「UEC WOMAN」がありました。女子学生あるいは、これから大学を選ぶ女子高生やその親に向けたパンフレットです。
HPからもとれます。

卒業生の人たちの活躍ぶりがしっかりまとまっていて、読みやすいと思いました。充実した中身です。
後半部分で、大学周辺の吉祥寺などの若い人たちが喜ぶ街の案内があったり、在学生の案内があったりしますが、こういうところはもっと女性読者を意識した方がいいかなと。大学の広報全般に言えるけれども、デザインや解説の字面あるいは写真の使い方などは、女性誌を参考にするとイメージがまったく変わりますよね。

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3年生電子材料と応用受講者へ

2015年09月18日 07時32分44秒 | 講義記録
9月24日1限の電子材料と応用は休講の予定でしたが、予定を変更して開講します。
周りの学生にも知らせてあげてください。

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九州発 滞在型ウエルネスプログラム

2015年09月17日 23時02分04秒 | 斎藤秀俊の着眼
第27回 国立大学法人共同研究センター長等会議に出席しています。
各地の共同研究の話題提供の中で、宮崎大学の「地域産業資源活用事業計画 ロコモティブシンドロームの予防・改善の為の"九州初"滞在型ウエルネスプログラムの開発」が私の眼をひきました。

青島のホテル「青島観光6社協議会」と宮崎大学産学・地域連携センター・医学部、教育文化学部、工学部、農学部などがロコモティブシンドロームの予防・改善のを目指した、滞在型プログラムを実施しています。ロコモティブシンドロームとは運動器 の障害により要介護になるリスクの高い状態になることです。 日本整形外科学会が 、2007年に提唱しています。

お客さんはホテルが集めるし(集めないと経営が成り立たない)、地域の大学が付加価値を提供するというモデルが無理を感じさせない仕組みだと思いました。大学はロコモ滞在プログラム開発、食育、運動機能データ収集、などでかかわることができます。さらには温暖な観光地ならではのアイディアだと思います。すでに2013年から実施しているということで、こちらの一番最後のページに事業内容が掲載されています。

こういう事業は、なんでもそうですが、お客さんの姿が見えていて、お客さんを集める仕組みがすでにビジネスで成り立っていないといけません。
近年、大学はいろいろな事業に手を出しているのですが、「大学がお客さんを集めないとなりたたないだろう」という事業が多くて、これでは大学はつぶれていきます。
大学の集めるべきは、その大学の教育・研究・学風にあった学生たちであり、大学の目標とするところはそういった学生をしっかり教育し、次の社会を担う人材を育成することです。その事業は、学生教育の主たる部分を補強するためになるのか、こういう観点で厳しい眼を向けていきたいと思います。

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燃料電池車の実物

2015年09月16日 23時52分17秒 | 斎藤秀俊の着眼
応用物理学会に参加中に、お昼ごはんを学生たちと食べに金山総合駅までタクシーを飛ばしていた時のことです。
見慣れない車が目の前を通過し、「あれはなんという車種だろう?」と質問したら学生の一人が「MIRAIでしょう」というので、写真を撮影しました。


MIRAIはわが国初の商用の燃料電池車です。水素と酸素の反応から電気を取り出し、その電気で動く車です。700万円以上する車なので、そうそう出回ってはないですが、この写真の車は、F社の営業車でした。

F社は超高圧水素の配管のバルブなどがお得意の会社で、私の研究室から高圧水素の取扱いならびに吸蔵特性評価にたいへん長けた院生を紹介したのですが、見事に振った会社です。高圧水素を微々たるももらさず、吸着性能を測定する装置を手作りで作製し、それをきちんとコントロールできるくらいの、そのへんの大学の院生には絶対に負けない技術を持っているのに、振ったのですから、うちの技術など取るに足らないくらい相当大した技術を持っていると思います。(素直に褒めています)

F社はダルマを大切にする会社でもあります。だから、ナンバーをみてすぐに「なるほど!」と気づきました。
これに気づく人は、社員以外になかなかいないのではないでしょうか。それくらい私自身、興味のある会社なのです。

燃料電池につかう反応 2H2+O2->2H2O は火をつけると大爆発を起こしてしまう反応です。この反応をゆっくりと進めて、さらに電気を取り出すと燃料電池となります。
原子力発電所でも、瞬間的に反応を進めると大爆発するのですが、ゆっくり反応を進めれば電源になります。ダムも少しずつ水を流して使うから電源になります。エネルギーの使い方とはそういうことです。

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