SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

その番号にかける

2011年08月17日 | Michi-kusa
職場でお世話になった人が亡くなって、来月で一年になる。

昨年の手帳にも、「お通夜」と僕の手帳には書かれてる。

以前から、僕は、仏前に手を合わせたいと思っていました。それは、伝えたいことがあるからです。

そんなことから、一度しか行ったことがない故人の自宅へ、かすかな記憶を頼りに訪ねたこともある。そこには、表札もなく、家族の姿もありませんでした。

自宅の電話も携帯も・・・つながることはなかった。


ある時、職場の携帯に見慣れない名前が登録されているのを見つけた。

その時は、さほど気には留めなかったんですが、日を追うごとに「その名前」が無性に気になってきたのです。


かかるんやろか?
どんな人がでるんやろ?
でたら即ギリ?
・・・???


色々妄想しまくったあげく・・・「発信」を押した。


“はい・・・。” 女性の声?

“あのぉ・・・。○○と言います。○○さん、で・す・か?”

“は、い・・・。”

故人の奥さんだった


奥さんもびっくりしたらしい。亡くなったはずの故人の携帯からの着信だったからだ。

突然の電話を詫び、この電話番号を知る経緯などを話し、仏前に手を合わせたい気持ちを伝えた。

現在は京都を離れ、新たな場所で生活をされているとの事。

世話になった人に伝えたいことがある。

それは、ずーっと伝えたかったことだ。

それを承諾してくれた奥さんに感謝です。


五山の日に、
その番号にかけてよかった。