SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

めにとまる本

2017年01月20日 | Michi-kusa
BOOK・OFF。
度々僕のブログに登場するお店です。

それだけ行ってるってことなんですが・・・(笑)


店内に並ぶ本棚。
そこに、ビッシリと並べられた本たち。

店内を物色。
『目的とする本を探している』
のと
『歩きながら本をただ眺めている』
のとでは、明らかに違うと思うんですがっ!


僕は、そんな後者でありながら、それでも、目にとまる本がある。
本の帯部分だけなのに、足をとめてしまうんです。

何でなんやろう?

今回も前回の《幻想郵便局》と同様に手に取った本が二冊あった。



ひとつは、
押見修造氏の『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』


自分の名前が言えない・・・?
何でこんなタイトルにしたんやろ?

そんな疑問から本を手に取った。

この漫画は、『吃音症(キツオンショウ)』という自分自身の経験を下敷きにして描かれたとあとがきに書かれていました。


もうひとつは、
原作 乙一氏
漫画 清原紘氏の『きみにしか聞こえない』



白表紙に青文字のシンプルなデザインの帯。よ~く見るとちゃんとイラストも文字も書かれているんですけどね(^_^;)

表紙を一枚めくると・・・。
ストーリーが始まる。


あの・・・。
もしもし・・・。

『聞こえるの?』
『僕の声がきみには聞こえるの?』

こんなことありえない・・・。

だって、この携帯電話は・・・。
私が頭の中で作り出した想像の携帯電話なのだから・・・。



次ページにある目次欄には、
何も書かれていない。
ただ、第1話から第0話。
そして、あとがきと記されている。

目次なしの漫画。想像の携帯電話で心と心の会話ですすんでいくストーリー。



当たり前のように、人と会話をしたり、想いを伝えたりしているけれど、僕にとってのその当たり前が、そうでなくなったとしたなら、どんなカタチのコミュニケーションがあるんだろうか・・・。

その自問に、今、返す言葉が見つからない。

健康で、元気に暮らせている今に!
感謝するとともに、色んなカタチの出会いを大切にしたいです(^^ゞ

しかし、想像の携帯電話で会話か・・・。

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