SAMMYのみちくさ日記

「気まま」に「みちくさ」しながら、ありのまんま思ったことを無精者が書いてるブログです(^_^)v

きくゑばぁーちゃん

2018年04月05日 | Michi-kusa
“よぉー来たなぁー”


97歳のおばあちゃん(オトンのオカン)の第一声。
久しぶりに会いました。


以前より、
シワも増えて、腰も曲がり、耳もかなり遠くなっていた。


話をする口調は、しっかりしていて自販機で買ったヤクルトをグビグビ!
その飲みっぷりを見て、まだまだ大丈夫だなと確信した(^_^;)


おばあちゃんは、家族みんなで一緒に食べるご飯をいつも楽しみにしているひと。

“みんなで寿司なっと食べよな”

というのが口ぐせ。
今日もそれは、健在でした(笑)


今回は、
“ムシロ敷いて、お前らと寿司食べたいわ”
だった。


“ムシロ敷いて・・・”
これは、初めて聞いた。


“また、一緒にご飯食べよな”
と手を握って耳元で大きく返事をした。


その握ったおばあちゃんの手のひらがとてもやわらく、そして、艶々していてめちゃめちゃきれいっていうことに気づいた。



97歳の手のひら。


戦争を経験したおばあちゃん。
おじいちゃんも早くになくなり、女手ひとつでオトンと弟を育ててきたおばあちゃん。


僕がまだ小さい頃のおばあちゃんと言えば、朝から晩まで畑仕事していたという記憶がほとんどです。常に働いていたように思います。
当時は、農作業をする手のひらだったと思われ・・・。


手はその人を現す。
そんなことを聞いた覚えがありますが、僕が握ったおばあちゃんの手のひらは、ずっと握っていてあげたい。
そんな手のひらでした。