「ひきこもれ ひとりの時間をもつということ」を読み終えて
14年前、2002年12月に大和書房から発行された。著者の吉本隆明さんは2012年3月に亡くなった。
本の中味は私にとって新鮮であり、勉強になるものであった。このような考え方も見方もあるんだな。独りよがりになりつつある私によいカンフル剤だ。
社会状況は変化している。が、どうしても上から目線になってしまう。「ひきこもりをなんとかしたい」と決め込んでの対応であったことを反省している。生き方は様々なんだ。自分自身をもっと磨くことから始めよう。
良い悪いは別にして、本の中のキーワードをあげてみる。
ひとりでいる時間が「価値」を生み出す。
その人なりの他人とのつながりがある。
内臓に響くような心の具合があるはずだ。
自分の尺度で他人を当てはめてはいけない。
昔なら、「あいつは人間嫌いだから」で済まされるところだが。
大勢の中の孤独を楽しむ。銭湯であり、お祭りである。
いつでも社会が今どうなっているかを自分なりのビジョンをもち把握しておく。
親の心が安定していないとまともな子は育たない。
いじめは、強い子と弱い子、悪い子良い子の間で起こるのではなくて、傷ついているもの同士の間で起こる。
子どもの自殺は親の代理です。
不登校の人もなんらかの場所に踏み出していく日が必ずきます。
子どもの時間は分断させない。
「あっ、この人はこうなんだ」と誰かが理解してくれるかもしれない。
早い時期からの殺人願望 なんで繰り返される
ツイッターへの書き込みを知らなかったのか?lineを読めばわかるはず。
誰かがおかしいと感じるはずだ!おかしいことをおかしいと言えない社会。
「普通な人」で先送りしてしまう社会。責任と覚悟がない社会。
名古屋市昭和区のアパートで女性(77)が殺害された事件で、殺人容疑で逮捕された名古屋大1年の女子学生(19)が、愛知県警の調べに対し、「小学生のころから人を殺してみたかった」と供述していることが捜査関係者への取材でわかった。大学生は28日、送検された。
平成26年1月28日(水) なんちゅう世の中
恐ろしい名古屋での殺人事件が葬り去られている。狂った日本で済まされるのか。
もっと馬鹿げた狂ったことがわかった。本気らしい。まいったね!グーの根も出ない!証拠としてブログに載せておこう。和装振興議員連盟
超党派の国会議員でつくる「和装振興議員連盟」が1月26日に国会前でテロ抗議を兼ねた撮影会を行いました。議連会長の伊吹文明前衆院議長(自民党)は「国民衣装である着物を着て、国民が一致結束してテロ組織に対応している姿を示す」等と述べ、イスラム国のテロ事件に対して抗議をするとアピールしています。
五木寛之さんの下山の思想を取り上げようとしたが、和装振興議員連盟の連中の笑顔を見ていたら腹が立って・・・。
悲しいとか悲惨とか考えず、この時代にふさわしい「下山の思想」があるはずです、と五木さんは言う。そうなんだろうか。五木さんは言う、「みちばたに死体こそありませんが、明日が見えず、人々が不安を抱えているという時代」。
まとまりのないブログとなった。すべて和装振興議員連盟が悪い。やる気をなくしてしまった。せめてleo君と遊んだ姿を記録しよう。雑木林公園で記念撮影。おやつを買いに府中のコジマに。6000円の買い物。最後は調布飛行場の小高い丘で。