戦後70年 吉永小百合さんの祈り
詩の向こう側から生きる力を伝えていきたい
美しいものから感じて欲しい
1945年8月6日に何があったのか知らない若い人が多い
残念でならない
この国に生まれ、大勢の人が苦しんで亡くなった原爆を知っていなくてはいけないし、二度と原爆が落とされないように教えなくてはいけない
朗読を通して今は知らなくていい、大きくなってわかって欲しい
ヒロシマ・ナガサキ、そしてフクシマへとつづく
「慟哭」(どうこく) 大平数子
逝ったひとはかえってこれないから
逝ったひとは叫ぶことが出来ないから
逝ったひとはなげくすべがないから
生きのこったひとはどうすればいい
生きのこったひとはなにがわかればいい
生きのこったひとはかなしみをちぎってあるく
生きのこったひとは思い出を凍らせてあるく
生きのこったひとは固定した面(マスク)を抱いてあるく
希望は持てるのでしょうか
川田順造さん(人類学者)
「『もともと地上には道はない。歩く人が多くなれば、それが道になる』。私が好きな魯迅(ろじん)の言葉です。人類の先行きには確かに悲観的にならざるを得ませんが、私は人間には未来志向のDNAが備わっていると信じています。これまで幾多の困難を克服してきた強さは確かなものだから」
「克服する武器は、問題のありかを考える知的好奇心と想像力、ほかの人々や自然とつながろうとする感覚だと思う。流される情報を受け取るだけではなく、自分の心の底にある言葉をすくいとって、それを他者にいきいきと伝えるにはどうすればいいか、まず考えてみてはどうですか。自分の中の武器を眠らせないために」
輝ちゃんの1月4日(日) leo君と散歩し見渡せば春
大沢1丁目をleo君と散歩。水仙が咲いている。これは時期的に当然だ。
ちょっと目をあげると蕾が膨らんでいる。一足先に春が来たんだ。
住民の方の手入れが行き届いている。暖かさが伝わってくる。