寺島実郎さんの「ジェロントロジー」を読み終えた。
先日、自分を振り返る機会があって時代を追ってみた。
つねに心の中では、
「与えられるものではない、自ら作っていくもの」それが道になる、と。
いつも溺れそうだが、最後の瞬間、人から手を出され今に来ている。
時代の夢を追いかけ苦闘の連続。
一番のピンチはコンピュータの教育界への導入だった。
45歳からの新入社員だ。
早い者勝ちが目立つ世の中。
ベーシックのプログラムで満足しているのが大部分。
そんなのつまらない、そこへ助っ人が登場。
その助っ人は国立大学の教授になっている。
エムエスドスを教えて貰った。
そこからマルチメディアの重い扉を開けた。
スマホでのeラーニングが当たり前の時代。
俺にとっての知の再武装は何か。
ただ「長寿社会」を実現すればよいというものではない。「生きる」ということの意味を見つめ、人間の本質を探求し、高齢化社会にむけての社会システムの再設計に挑戦しなければならない。(寺島実郎)
面白い課題だな。やっと気力が戻ってきたぞ。