2024年09月08日（日）
ご褒美ランチset （ライスMM）
本日は埼玉県小川町のmart.ogawaに
我が故郷 群馬県桐生市から野路がパンを売りに来ている
ということでガタゴト電車に運んでもらう
店先では野路がパンたちを並べていて
その隣でSOU FARMという小川町の農家さんが野菜たちを並べいて
なんかもう穏やかで安らかで平和的な雰囲気が漂っている
とりあえず野路のお二人に挨拶して
SOU FARMの柳田さんともおしゃべり
てっきり
お名前がソウさんだからSOU FARMなんだと思っていたら
なんとお名前は大地さんというらしい……
野路のパンたちに込められた心は
何度もパンを食べて感じているけれど
SOU FARMのお野菜たちに込められた心は感じたことなくて
でもおしゃべりの時点で
食べたら何かしら感じられそうな気がしてくる
心を込められて育ったお野菜
もしくはお野菜そのものに心がある前提で育てられたお野菜
そんな風な印象を受けた
そして今日はSOU FARMの小麦で焼かれたパンが買える
ということで買って帰ることにする
食べる楽しみも連れて帰れるのに
食べる楽しみには値段がついてなくて安心しつつ
帰る前にmart.ogawaでコーヒーとアイス with 野路のビスケット
さらに買って帰る予定のsou farm peinの端を切ってもらって
フライングで食べる
おいしくてニタニタしてたと思う
食べ終えて店先でのおしゃべりも
なんかめちゃくちゃよかった
お話ししながら
こういう人たちが生きててくれてよかった
と心底おもう
ファンタジー過ぎるかもしれないが
お野菜は植物だし
お野菜だけでなくパンに使われる麦も植物だし
コーヒー豆もそうだし
だからお野菜にもパンにもコーヒーにも心があるように思えてくる
植物の生育には他の生物が関与してるらしいし
パンの発酵もそうだ
余談だけど
↑これら文の中にある「そう」（漢字で書くと然う）がSOU FARMの「そう」らしい
自分としてはなんだかいいなあと思いつつも
何故こんなことを書いているのか自分でもわからなくなってきたので
今日のカレーの話をしよう
せっかく小川町まで来たので
小川町ならではのカレー屋さんに寄れたらいいなと思っていた
これまた気さくなmart.ogawaの店員さんと話す中で
小川町ならではのカレー屋さんを教えてもらった
小川ぐらしの茄子おやじ か
CURRY&NOBLE 強い女 か
前者は下北沢の有名店の創業者が小川町でやっているカレー屋さん
後者は小川町からどんどん勢いを増すスパイスカレー屋さん
おやじか？女か？という
おもしろい選択肢をもらって小川町を散策していたら
意外とすんなり入れたので 強い女 に寄った
こういう機会が無いと
最近はあんまり新店に行く気が湧かないので
俄然楽しみだ
強い女は「カレーは肉料理です」と言い張るだけあって
肉のカレーしかない
別に論争するつもりはないものの
カレーは肉料理とは限らないとは思う
さておき
メニューの一番上に書いてある
ご褒美ランチsetにして
ライスの量はMMでオーダーした
（MMというのはメンズのMサイズという意味だとおもう）
ミルク感がたっぷりのラッシーを飲んで待つと
丁寧に盛り付けられたカレーを運んできてくれて
丁寧な説明もしてくれた
他のお店も含めて地味に認知度が上がりつつある「無水チキン」
うまみたっぷりで優しい印象を強めの塩加減が引き締める
もうひとつは「ポークビンダル」
ポークビンダルーもカレー料理名としての認知度は高まりつつあると思うが
ペーストっぽくなったポークビンダルは珍しいかもしれない
ご飯が黒いのも珍しい気がする
竹墨で炊いたんだっけかな
出汁入りダールもいい感じだ
その他の副菜たちの中には
なにげなく口に含んだものの
名脇役がいたりしたので心して食べた方がよかった
心して食べた方がよかった
と今思っているということは
やや無関心に食べ進めてしまった反省でもある
そんな反省もありつつ
幅広い味わいのカレープレートの後に
出てきたデザートは
みっちり詰まったチョコレートケーキだった
帰り道のバッグの中からは
包み紙とパンの匂いが合わさって
楽しみな匂いがした
おかげさまで
とてもいい日曜日になりました
そりゃあ生活していく中で嫌なこともあるけれど
それでも余りあるかもしれない楽しみを大事にしたいです
今日も生きてカレー食べた
明日も生きてカレー食べる
