みなみの梅やん介護日誌/とくしまの山と介護福祉

アルツハイマー認知症になった母親・みなみの梅やんが12年目を迎えての物語。とくしまの山の暮らしと地域包括ケアを書く。

みなみの梅やん介護日誌 家の坂道

2021-09-08 05:39:00 | 日記


昨日、朝6時から梅やんの朝食のセットをしました。9時にはヘルパーが来てくれました。梅やんの友達のヤスやんの孫がヘルパーさんをされていて、梅やんは下腹部を洗ってもらいました。
お昼前にはケアマネジャーのハヤカワさんも見に来てくれました。きれいに見てくれているわ、10月に退院されたら施設のチロルから見に来てもらってショートステイには入れるかを検討してもらうわ、と言ってくれました。


今日は良いお天気です。チイ叔母とフミ叔母がお昼にきてくれ、梅ねえを励ましてくれました。


徳島市の大原から寝台車が迎えに来てくれて、1時に出発の準備が整いました。


梅やんは車に乗り込みました。

梅やんが毎日歩いてデイに通った家の坂道を、寝台車は梅やんを寝かせたままで上って、走り出しました。
後部座席の窓から梅やんの家が遠ざかります。また来月20日ごろには帰ってきましょう。


途中、和食の道の駅で休憩して、午後3時半に病院に着きました。ここでコロナのPCRを受けて5時まで待たされ、やっと病院4階の療養型病床に入院できました。
次回のオンライン面会は9月21日に予約しました。10月20日を目処に退院をしたいのでよろしくお願いします、と先生に伝えて、施設のショートステイをさがします、と明確にして置きました。療養病床は29ベッドしかなくて梅やんは28番目に入院できたそうでした。60日から90日間のうちに急性の病気の悪化が無ければ、介護施設へ退院をしてもらうそうです。
私が病院の諸手続きを済ませて病院を出たのは午後6時を過ぎていました。帰り際にベッドの梅やんに声掛けしましたが、何の反応もしませんでした。
それでは今日はこの辺で。









みなみの梅やん介護日誌 訪問で全身の清拭と頭洗髪

2021-09-06 20:56:00 | 日記



今朝は8時から訪問介護でヘルパーさんが来て全身の清拭をしてもらい、頭も洗ってもらいました。介護人の私は助手です。
今日は6日、私の誕生日です。県外にいる2人の子どもから祝メールをもらいました。


チイ叔母の車を借り、役場支所から特別障害者手当の申請書をもらってきました。


その間、チイ叔母に梅やんを見てもらいました。


午後4時に私は瀬津前まで散歩に出かけました。瀬津の橋から西三子山が見えます。


天狗ぶちという険しい渓谷があります。橋に寝て空を見ると気持ちが良い天気です。


さて、明日は午後1時に寝台タクシーが迎えに来てくれます。梅やんは午後4時に病院の療養病床へ入院の予定になっております。


何とか4日間の24時間介護がやれました。
10月には後半に1週間の在宅療養をやってみよう。そして痰吸引をやってくれるショートステイを探してみましょう。それが無ければまた再入院しましょう。


故郷の山々は静かに秋を迎えています。2021年の秋。梅やん92歳、介護人の次男69歳。この日々は幸せなのかも知れません。


人口栄養の夕食後、しばらくは静かに寝ている梅やんです。


午後10時50分、介護人は梅やんの口と鼻を開け痰を吸引器で除去して呼吸を楽にしてあげます。
今夜はこれにて眠りましょう。お休みなさい。
それではまた明日。












みなみの梅やん介護日誌 重度障害者となった梅やんの日曜日

2021-09-06 02:52:00 | 日記



昨日は朝からチイ叔母がキュウリの和物を届けてくれました。そして、梅やんの顔を拭いてくれました。キュウリは梅やんは食べれません。介護人のおかずです。


梅やんは気持ちよさそうにしておりました。


24時間の介護は立ち仕事が多くて足腰の疲れが出てきます。私は昼過ぎに家の上の県道を散歩に行って来ました。梅やんがよく歩いていたコースです。今の梅やんは重度障害者となって歩けません。


バスの停留所黒沢があります。


梅やんはこの家で在宅療養中です。


家の下には坂州木頭川が昔も今も変わらずに流れております。


夕方にはフミ叔母とキミちゃんがお見舞いに来てくれました。一緒にオムツを替えるのを手伝ってもらいました。夕食の人口栄養を私がセットするのを見てもらいました。


梅やんははっきり意識があり、「ありがとう」と言いました。呼びかけにうなずいております。左側がマヒしているので右からの呼びかけがいいみたいです。


フミ叔母たちも帰って行きました。


昨日は24時間で喀痰吸引を4回しました。口の中を刺激すると唾がよく出てきて、しかもそれをゴクンと呑み込んでいるように見えるのですが、嚥下の機能は回復していないのだろうか、と思います。次に入院したらよく調べてもらいましょう。
先程、午前2時に痰の吸引をしました。吸引の後は気持ちよう寝ております。
それでは今日はこの辺で。













みなみの梅やん介護日誌 介護の質が変わる喀痰吸引

2021-09-04 23:46:00 | 日記


梅やんは実家に帰ってきて2日目です。
以前寝ていたのと同じ中の間にて、ベッドを頭が南向きになるように備え付けました。けれども体を起こすと外が見えないのです。逆にした方が良かったかな!


外から見るとこのような感じです。


再び梅やんの洗濯物が干してある光景が見えるようになりました。
さて、私は24時間の痰の吸引をしております。認知症の梅やんの介護とはまったく変わりました。
9月3日22:30吸引→4日01:30吸引→05:30吸引→06:15吸引無しの口腔ケア→11:50吸引→15:20吸引→20:40吸引→22:50吸引。日に6回の吸引をして一回りします。かなりの量の唾と痰が取れますから、気管内にいつも流れ込んでいる様子です。
夜は梅やんの呼吸の音が大きくなりますから、痰が溜まるのがわかるように思います。


山の風景は相変わらずに静かな1日でした。
それと、今日は午前9時に訪問介護のヘルパーさんが来てくれて、梅やんの陰部洗浄、尻部洗浄をしてくれました。距離が遠いのですがありがたいものです。
明日は日曜日です。
それでは今日はこの辺で。






みなみの梅やん介護日誌 梅やん、3月ぶりに散髪をする

2021-09-04 07:01:00 | 日記


昨日、梅やんは病院を退院しました。木沢の家に着くと、降っていた雨が上がりました。チイ叔母、フミ叔母、セツ姉と孫のマサ君が迎えてくれ、ケアマネジャーのハヤカワさんとベッドのマスダさんも来てくれました。


留守にしていた梅やんの家は久しぶりににぎやかになりました。


チイ叔母がぼた餅やお寿司を持ってきてくれ、みんなで食べました。


きょうだいが声かけしてくれます。


樫戸丸には雲がかかっています。那賀奥の木沢はベッドの業者さんの阿南市から1時間余り、ケアマネジャーさん宅から50分余りの距離にあります。あの山の向こう側は美馬市木屋平です。在宅介護は多くの方の共同作業で支えられています。


みんなが帰って行きました。


4時から、坂州のマツモト理容店から出張で梅やんの散髪に来てもらいました。


3ヶ月ぶりに顔を毛剃りしてもらいました。


髪を洗ってもらいました。


きれいにサッパリした梅やんです。


車代も取ってくれずに3000円だけで出張してもらい、気の毒なぐらいです。ありがたいものです。
それでは今日はこの辺で。