梅やんは今は徳島市の病院で寝ています。写真はさる9月7日のものです。病院の別館4階の4人部屋廊下側のベッドです。風呂は週一回の火曜日だけ入れてくれます。水曜日にセツ姉が洗濯物を取りに病院玄関へ行きます。梅やんは1日3食の人口栄養流動食を胃ろうから入れてもらいます。小便は膀胱から管を入れて常時出してもらいます。自力で寝返りを打つことはなく、首や上半身を起こすこともなく、両脚を上げることもありません。窓はなくカーテンで仕切られて、見えるのは天井だけの世界です。そして、1日5〜6回の痰の吸引を受ける必要があります。
今は新型コロナ対策下にあり、一旦入院すると面会はできず、外泊もできず、入退院の繰り返しもできません。というわけで、もともとある梅やんのアルツハイマー型認知症は入院中に急速に悪化するでしょう。
あとはショートステイで預かってくれる施設があれば、そこを探すということで、中長期の在宅療養を続けることはできます。幸いに私は当分、梅やんの実家を利用すれば痰の吸引や人口栄養の介護はできるので、またやって行きたいと思います。
井内ヤギ農場にはヤギが元気にしております。
西井川のウエダ農場から雌ヤギを嫁にもらったので仲良く暮らしながら、耕作放棄地の草を食べる仕事をしております。
ここでの仕事が終わったら10月には木沢へ連れて帰り、実家の周囲の草を食べてもらいます。
さて、梅やんが入院中はこの日記にあまり書くことがないので、過去の写真でも載せていくことにしましょう。
2012年7月
この頃はアルツハイマー認知症初期の治療のために、井川町から2週間に1回、木沢診療所へ定期受診しておりました。7月、庭にはオニユリが咲いており、梅やんの表情はまだまだ豊かでした。
2015年7月
実家に帰りデイサービスに行く朝。オニユリがシカに食べられるのを防ぐために金網で囲ってあります。梅やんは少し太っています。
それでは今日はこの辺で。